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今でしょ林修先生「浪人する価値はない。それが実力。そもそも浪人制度って卑怯ですよね」

netgeek 2015年2月22日
 

東進ハイスクールの講師、林修先生が著書「いつやるか? 今でしょ!」の中で独自の浪人に対する嫌悪感を披露している。

「僕は浪人については否定的に考えていて、はっきり言って無駄だと思っているんですよ」。

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「どんな大学を目指すにしても1年間で時間が足りないということはありません。 もしそう思うのならば、やり方が悪いか、それまでの18年間の過ごし方が悪かったのです」。予備校講師がこんなことを言ってしまうとは驚きだ。

さらに林修先生は主張を続ける。「大学受験はあくまで通過点なので若い貴重な1年を受験勉強に費やすのはもったいない」。

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実は林修先生は東大法学部の出身。大学卒業後に日本長期信用銀行で働くも、希望していたアナリスト職に配属されず、将来性に疑問を感じて半年で退職。その後予備校講師に転職するまでの3年間はフリーとしてIT、競馬、投資顧問と様々な事業を興すがことごとく失敗し借金まみれになった。

こうして東大法学部という学歴がビジネスの世界では全く役に立たないことに衝撃を受けたわけだ。それゆえに浪人してまで少し高いだけの学歴をとりにいくことに疑念を抱いているのだろう。

書籍では志望校に落ちたら潔くそれが自分の実力と認め、勉強だけに執着せず切り替えて生きることの重要性を説いている。

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確かにその通りかもしれない。ホリエモンこと堀江貴文も東大出身ではあるが、東大で勉強する価値はないという考えでさっさと起業という新しい道を見つけて中退してしまった。そして、もし高校生に戻れるなら「大学受験の勉強なんて無駄な時間を過ごさずに即起業する」と言っている。

1年間浪人してまで学歴をとりにいく価値はあるのだろうか?

いっそのこと浪人という選択肢は法律で禁止してしまってはどうだろうか。そのほうがずっと公平だし本人のためにもなると思う。

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