【祭り】明治大学がスイスフランで144億円のデリバティブ損失を出して潰れる寸前…というデマが流れる
netgeek 2015年1月16日
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SNB(スイス国立銀行)が防衛ラインの撤廃を発表したことで急激にスイスフラン高が進んだ騒動に関連して悪質なデマが広まっている。
「明治大学が144億のデリバティブ損失を出した」という噂がTwitterで急速に拡散中。
中でも「TBSでやっていた」という一言がもつ効果は大きい。過去には似たような話が多数あったため信じてしまいそうになる情報だ。ネット上では現在「明治潰れる!」、「明治大学の経済学教授は何してるんだよ」、「明治の偏差値40台へ」などという悲観論で一杯に。
ちなみに大手FXブローカーのアルパリUKは本当に破産したという。
あまりにも予想外な動きに対応しきれなかったのだろう。こんなチャートが見られるのは珍しい。
しかし、明治大学は即座に公式サイトにて「事実無根」だとしてはっきりと否定した。
では、どうしてこのようなデマが広まったのか。netgeek編集部が調べたところ、元はある人物がいたずらで書き込んだ「明治大144億の損失w」という2ちゃんねるのレスが発端であることが分かった。
冗談で書いたのに思いのほか拡散されて慌てる書き込み主は「警察のお世話なるかもしれない」と悲痛に叫びながら謝りまくる!!
「TBSでやっていたというのは嘘です」と素直に非を認め、風説の流布で何か処罰が下されるのではないかと心配している様子だ。
そしてTwitterで拡散してしまった人物も慌てて謝りまくる!!
実名を名乗ったリプライで明治大学に謝罪し、さらには…。
話題にしている人全員にも訂正のリプライを飛ばす!!!
たったひとつの遊び心でとんでもないことになってしまった。火のないところに煙は立たぬとは言うが放火犯はいるもので、とばっちりを受けた明治大学は今頃さぞかし困惑しているのだろう。
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