スティーブ・ジョブズが生前にデザインした「iBoat」がついに全貌を現した
netgeek 2015年1月13日
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appleの創業者であるスティーブ・ジョブズがデザインし、プライベートで使うために製作を依頼していた船がついに全貌を現した。
参考:First peek into Steve Jobs’ luxury yacht interior
これがジョブズ流デザインのiBoatだ!白とシルバーを基調とした実にシンプルな見た目。
波を切る先端のシルバーの部分と溶け込むかのように流線型に流れるグレーのカラー。どことなくMacやiPhoneと通じるデザイン哲学が感じられてappleファンとしては嬉しい気持ちになる。
横から見るとかなり長い。プライベートでこれを使う際には家族だけでなく多くの友人を呼ぶつもりだったのだろう。
全長約80mのクルーザーで船体は超軽量アルミニウムでできている。デザインを担当したフィリップ・スタルクによると船の建造費は1億ユーロ(約110億円)以上もしたと言う。
後ろから見るとこんなふうに波すれすれでくつろげるスペースもあり。
船の内部はというと非公開だが、そこもジョブズらしくボタン1つでドアの開閉ができるようになっていたり(通常は開と閉の2つボタンがある)、窓が足元から天井までの大型サイズになっていたりとかなりこだわってつくられている。
iBoatは夜に見ると綺麗に光を発する。
船体に辺りの光が反射しているのを見ると、いかに表面がツルツルになっているかがよく分かる。これは思わず触ってみたくなるぞ。
この船の名前はVENUS。結局ジョブズは一度も乗ることがないまま天に召されてしまった。
もしジョブズが今でも生きていたらiBoatとして量産され、売りだされたりしていたのだろうか。