嘘ニュースサイト「虚報タイムス」の釣りが上手な10の理由
netgeek 2014年12月14日
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あえて嘘を報道する嘘ニュースサイトいえば、虚構新聞が最も有名だが、実は「虚報タイムス」も2004年開設とけっこうな古参だ。そして人を騙すのが異常にうまい。
1.本当のニュース画面のようなリアリティある画像をつくる。
こちらは最近話題になってTwitterで大拡散された「w」の読み方を「ウェーイ」に決めたというニュース。もちろん文化政策会議も米田輝久報道官も実在しない。
2.発想が面白い。
一見そんな馬鹿な!と思うが、信じてしまう。左上の時間、天気が本物に忠実につくられている。
3.研究画像もリアルにつくれる。
「ふじつぼを膝で養殖することに成功した」という最新研究の嘘ニュース。一体、虚報タイムスの管理人は何者なのだろう。
4.大まじめにニュース文が書かれている。
虚報タイムスを開くと目に飛び込んでくるのはけっこうな量の文章。本物のニュースサイトと同じくらい丁寧に運営されている。
5.本当にありそうな面白い企画が次々と登場する。
雑誌プレジデントをもじった雑誌「ブラックプレジデント」が発刊されることになったというニュース。この画像、つくるのだけでけっこうな時間がかかっていそうだ。
6.Twitterユーザーが喜びそうな嘘を見事に考える。
これはリツイートしたくなる。
7.炎上ネタもばっちりおさえている。
「代官に土下座強要 撮影しツイッターに投稿」というタイトルで投稿された1枚。虚報タイムス調べによると「ユーザーは「『印籠を出したら相手が勝手に土下座した』と供述しており、反省していない」とのこと。
8.時代の流れを読むのがうまい。
クジラ肉を食べることの是非が問われている時期にはうまく風刺を効かせたニュースを配信。
9.頭の固い大人たちの発想をおさえている。
改変した歌詞がすごく上手。よくぞこんな発想ができるのものだ。
10.このあまりのリアリティっぷりにはホリエモンも騙されるほど。
まんまと釣られた堀江貴文。フォロワーが多いと嘘のニュースということを教えてもらえるのだが、実は気づかないまま信じている人も多い。
10.異物混入事件という大きな波にもすかさず乗る。
しかもちょっと笑ってしまうような内容なのだ。
虚報タイムスには気をつけろ。
気を抜くとすぐに釣られるぞ。