【清水ただし怪我人無視演説事件】日本共産党が一度は謝罪したものの「やっぱり俺らは悪くない」
netgeek 2014年12月12日
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日本共産党に所属する清水ただし(清水忠史)が演説中に目の前で倒れた女性を無視したあげくに、大音量の演説を続けて救急車への連絡を妨害したとされる事件について、日本共産党が2回に渡り告知文を発表した。
これまでの経緯は前回の記事を参照:日本共産党の清水ただしが選挙演説中に目の前で倒れた女性を無視したあげく大音量の演説で救急隊員との会話を妨害
まずは1回目の公表文。「演説で救急隊員との通話を妨害してすみませんでした。病人を優先すべきでした」
現場に居合わせた目撃者がTwitterで怒りの告発を行い、大拡散されたのを受けて日本共産党大阪府委員会は12/10、「選挙カーの対応について」と題した謝罪文を掲載した。もっとも名義は選挙宣伝部長の谷藤久となっており、当事者の清水ただしでない点が気になるのだが…。
しかし、この2日後に新たな告知文を公表する。「選挙スタッフはちゃんと対応していた。ただ演説で妨害する形になったのは本当だけど…」
ネット上で事実でない内容が流布されているということで反論として公開したのが「選挙カーの対応」の事実経過について」という記事。
あくまで選挙スタッフは何の対応も行わなかったわけではなく、声掛けと駅員を呼びに行く対応をとったと主張している。さらに救急車が来るまでに立ち去ったのは救急隊の邪魔にならないための配慮だったという。
告発者の主張と食い違っているのは以下の3点。
(1)選挙スタッフは倒れている人を見ているだけで全く何もしていなかった
(2)駅員を呼んだとあるが、女性はずっと一人で倒れている状態だった
(3)選挙スタッフは「もう電話終わりました?」、「もう救急車来るんで行きます」と極めて失礼で選挙を優先する態度だった
いったいどちらの言い分を信じればいいのか。今となっては真実を知るのは現場にいた人のみ。
ただ、いずれにせよ、清水ただしが目の前で倒れている人を無視して演説を続け、救急隊員との連絡を妨害したというのは事実。
告発者によると「真ん前で倒れてるのに見て見ぬふりをして演説を続けていた」というからその対応には信じられないものがある。清水ただしの主張する「希望の持てる社会の実現」はどこへいった。
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