サルでもできるバイラルメディアの作り方
netgeek 2014年11月19日
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1.サイトの方向性を考える。
まずはどのようなサイトにするのかジャンルを考える。総合系、動物特化、猫特化、芸能特化、音楽特化などなど。ここはその後のサイトの成長性を左右する超重要なポイントになるので慎重に考えないといけない。
過剰供給になっているところを避けてニッチな特化型にするのか、最も市場が大きなところで大当たりを狙うのか自分の目標と照らしあわせて考えよう。
2.サイト名を考える。
すでにあるサイトと被っていないオリジナリティある名前を考えよう。現状多く使われているワードは「BUZZ」、「NEWS」の2種類。海外では「Bored Panda」、「Acid Cow」というふうにキャラクターにちなんだサイト名が目立つ。
参考までに現存するサイト名を列挙しておく。CuRazy、Spotlight、ViRATES、Whats、COROBUZZ、ORICON.TV、9ポスト、BUZZHOUSE、FunDo、grape。
2.ドメインを取得する。
サイト名が決まったらドメイン(○○.com)を取得する。ここで空きがなければ再度サイト名を考えなおすか、それともドメインを少し違うものにするか考える。
なお.com、.jp、.net、.bizあたりの違いが気になるかもしれないが、とくに検索の有利不利はないとされているのでここは気にしなくてもよい。
3.サイトを開設する。
サーバーを借りてワードプレスをインストールするのが最もオススメだが、難しくて分からないという人はライブドアブログでOK。ブログサービスの中では最も容量が多く、管理画面の使い勝手もいいのでオススメ。
4.ソーシャルアカウントを取得する。
宣伝用のTwitter、Facebookアカウントを取得。サイト下部にもこのアカウントへのリンクをはってフォロワーを増やすようにするとよい。運営者によってはこれらソーシャルに頻繁に広告を出すことでフォロワー増大を画策するところも。
5.あとはひたすら記事をパクってコピペするだけ。
…というのはウソで、記事パクリは必ず問題になるのでちゃんとオリジナルでキュレーションするようにしよう。ネタ元はTwitterや2ちゃんねる、プレスリリースサイト、YOUTUBE、海外サイトあたり。面白いネタを毎日見つけて更新し続けるのはけっこう大変で根気がいる作業だ。
6.マネタイズに注力する。
サイトが軌道に乗ってきたらマネタイズを意識し始める。アドセンスやimobile、microadなどのクリック課金型の広告を使いつつ、ネイティブアド(記事広告)も募集。
7.バイトを雇う。
記事のつくり方がかたまってきてルーチンワーク化してきたらアルバイトや外注ライターを雇って更新数を増やす。ただし、他サイトからのネタパクリ、コピペといった不正が増えやすくなるので要注意。不正には厳し目の契約にしておくとよい。
8.オリジナルコンテンツ制作に乗り出す。
すでにネット上にあるものをキュレーションしてばかりでは成長性に限界があるので、余裕がでてきたタイミングで取材・調査に乗り出し、オリジナルコンテンツを提供するように切り替える。
オリジナルコンテンツはけっこうな費用と時間がかかるももの、ヒットすると莫大なアクセスがくるという特徴があり、さらにキュレーションに比べてパクられにくいというメリットも。
バイラルメディア開設から運営の流れは大体こんな感じ。
初めてから1年間は全くアクセスが増えず、苦労することになるかもしれないが、そこは歯を食いしばって耐えよう。どうしてもうまくいかないときはサイトの方向性を少し変えてみてピボットするのもあり。