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バイラルメディアがペニーオークション詐欺と似ていると言える5つの理由

netgeek 2014年11月6日
 

2014年に入ってから急速に注目を集めだしたバイラルメディアに早くも失速の影が見え始めている。海外ではBuzzFeedやUpworthyといったサイトが好調だが、日本ではすでにネガティブなイメージがつきまとい、ペニーオークションと同じ末路を辿ろうとしている真っ只中だ。

1.「これから来る!!」と一気に盛り上がって色々な業者が続々と参入。

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ペニオクは入札をする際には料金がかかるが、商品自体は格安で手に入れられる可能性が高いとして、既存のオークションを追い散らす新しい仕組みと注目を集めた。参入障壁が低かったために、業者がこぞって参入して続々とサイトを開設した。

ソーシャルで集客することで既存のマスメディアを追いやるのではないかと期待されているバイラルメディアも同じだ。誰でも低コストで簡単に運営できるため、どんどん新しいサイトがオープンしていった。

2.プロモーションに力を入れて虚像を見せる。

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ペニオク運営者がほしのあきなどの芸能人を使って広めようとしていた点は多くのバイラルメディアがFacebookやTwitterに広告を出してプロモーションに力を入れている点と似ている。

3.マスコミに好意的に取り上げられ始める。

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なんだか新しいビジネスが誕生したとして雑誌、新聞、TVがこぞってペニオクのシステムを解説。海外からきた新しいオークションでこれからの常識になるのだと説明する。

バイラルメディアも同じように取り上げられており、最近は一般人にも浸透してきている、

4.不正がバレて一気にイメージが悪くなる。

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こちらは熊田曜子が「ペニオクで安く買うことに成功した」としてブログにアップした画像。イメージビューアーで画像を表示していたため、業者が作成したヤラセ画像であることがすぐにバレて炎上。マスコミは手の平を返したかのようにバッシングを始めた。

バイラルメディアも他サイトからのコピペ、リライト、著作権侵害などが問題視されて何度か炎上している。もはや「バイラルメディアをシェアする人はうざいのでブロックする」という声も多数聞かれるようになってきた。

5.あれだけ元気だった業者達が続々と撤退を始める。

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業界全体に悪いイメージがついてしまったペニオクはもはや利用者がいなくなり、無数にあったペニオクサイトが次々とサービスを終了。一時のブームが嘘だったかのように撤退し始めた。

バイラルメディアも2014年の夏頃は雨後の筍のように新規参入が相次いでいたが、最近は新サイトもできず、家入一真の「dropout」、トレンダーズの「いまどうが」などといった大手がすでに撤退している。

バイラルメディアはこれから、今は見る影もないペニオクと同じ状態になってくのではないだろうか。

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