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ラファエル「YouTubeの収入が1/10になった」

netgeek 2022年12月10日
 

YouTuberのラファエル氏(以下、敬称略)がカレーパン事業の資金を募るため令和の虎に出演し、驚くべき現状を明かした。

注目シーンは現在のYouTuberとしての収入について

「小麦の禁断症状」というカレーパン専門店を47都道府県に拡大するため令和の虎に登場したラファエル。動画ではまず経歴(1:48~)の紹介から入った。

定時制の高校を卒業後に自衛隊に10年ほどいた。その後、東証一部上場企業で法人営業をしつつYouTuberになった。3年ほど掛け持ちしてからYouTuber専業となり、今は7年目。

小麦の禁断症状についてはタピオカなどの一時的なブームではなく安定したニーズがある点に着目しカレーパンに参入したと語るラファエル。

最も注目すべきは38:00~のYouTuberとしての現状について。

吉野繁社長「YouTubeが終わると思っていますか?」

ラファエル「YouTube自体は絶対残ると思うんですが、YouTuberという収益を上げて稼ぐというビジネスモデルはそのうち終わると思ってます」

Fumi Sugita社長「実際、過去と比べると広告収入は落ちてきてるんですか?」

ラファエル「広告収入はもう1/10になってます。たぶんほとんどのYouTuberがそうだと思います」

Fumi Sugita社長「全体的に(YouTuberの)数が増えてということ?」

ラファエル「言えない範囲もあるんですけど、もう金額が決まってるんですよ」

Fumi Sugita社長「全体のパイが決まっていて参加人数が増えれば増えるほど取り分が…」

ラファエル「ほとんどのYouTuberはそれ知らないです。決まっているということは」

Fumi Sugita社長「でも視聴者は増えているのにパイは増えないんですか?」

ラファエル「増えないです。それ以上にYouTuberが増えすぎているというのと、専門のYouTuberが多すぎて…(略)」

過剰供給に打つ手なしか

今やスマホさえあれば誰でもYouTuberになれる時代。参入障壁が低いがゆえに過剰供給となり、一人あたりの収入が減ることは当初から予想されていた。しかしまさか1/10まで下がっているとは…。

ただし、ネット上では「ラファエルの人気が落ちているだけなのでは?」という見方もちらほら。

いずれにせよ人気者ビジネスは飽きられることもある盛者必衰の世界。こうなってくるとYouTuberを抱えるuuum㈱も苦しいのではないだろうか。

これまで儲かっていた市場が儲からない市場に変性してしまったらそれをどうにかしようとするのではなく、新たな市場に参入するほうが経営戦略としては妥当であろう。

▼uuum㈱、上場以来の株価推移。



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