親のいない子猫は互いに励まし合って生きた
netgeek 2020年12月7日子猫の保護団体Animal Welfare League of Arlingtonに4匹の子猫たちが運ばれてきた。
どうやら親がいないようだ…。
まだ体が細い子猫たちは生後3週間も経っていないとみられる。保護団体でボランティアとして働くローレンさんは24時間体制の世話を担当することになった。
体を綺麗にしてお腹を満たしてからは温かいベッドで眠った。
ローレン「満足して喉を鳴らしていました」
4匹にはカイリー(三毛)、キア(三毛)、キップ(シャム)、コルビー(白黒)という名前がつけられた。
カイリーとキアは体が小さく、人間の注目をより一層集めたがった。
ローレン「お腹が空いたときは胸元まで来て顔を近づけ、高音で鳴きます」
生後6週間でカイリーはボトルでのご飯を卒業しつつあった。キップは兄弟のすることを何でも真似していた。
「ある日カイリーを落ち着かせるためにくるんでみたところ、すやすやと眠り始めました。膝の上で抱きかかえられ、腕の中にいるのは安心したようです」
その間、キップは近くで寄り添っていた。
「キップとカイリーは良い絆を持っていました。体が小さく、甘えん坊で紳士的な性格なので気が合うのでしょう」
健康上の問題を抱えていたが、2匹は互いに励まし合い、成長していった。
そろそろ里親が必要だ。
2匹はついに保護団体を卒業し、キップは新たにレン、カイリーはリバーという名前で里親のところに旅立っていった。
運が良かったのは2匹が引き離されずにセットで引き受けてもらえたこと。今頃新しい家庭で幸せに暮らしているだろう。