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犬のロキは癒やし担当のドクターならぬドッグター

netgeek 2020年4月28日
 

ロキは2歳のロットワイラーでなんと病院で仕事をしている。しっかりと仕事をこなす姿を見ているとまさに天職というものがこの世には存在するのだと思い知らされる。

可愛いスタッフ。

ロキは現在、メリーランドメディカルセンターの大学に勤務し、癒やしを担当している。

飼い主のキャロライン・ベンゼルさんと同行して週3回ほど出勤し、患者に癒やしを与えるのだ。実はキャロライン・ベンゼルさんはまだ大学の2年生。ロキを飼い始めた当初から癒やしの才能があると気づき、セラピー犬に向いていると考えていた。

ドクターならぬドッグターとでも呼ぼうか。

現在は新型コロナウイルスが流行していることもあって、通常の仕事が停止されている状態だ。そこでキャロライン・ベンゼルさんはFaceTimeを使ってバーチャルな癒やしを与える試みを考案した。対象は患者と看護師で、楽しみと癒やしを与えることが目的だ。

いつもの出勤は特別な白衣を着ているので、オンラインでも同じく白衣を着るようにした。

仕事を続けるうちにキャロライン・ベンゼルさんは看護師たちが肌の問題で悩んでいることに気がついた。マスクや手袋などを長時間身につけるので肌が荒れるのだ。

そこでAmazonのウィッシュリストをネット上で公開し寄付を募った。「ヒーローヒーリングキット」と銘してハンドクリーム、ローション、パウダー、さらにコーヒー、紅茶、ガムなどを含めてセットを病院にプレゼントすることに。病院のスタッフたちは肌荒れをケアするとともにリラックスできる時間を楽しんでくれるだろう。

試みはうまくいき、これまで複数の病院に1,400セットを送付した。これもドッグターが有名になったおかげだろう。

人間にはできないメンタルケアを担当するドッグター。

なかなか素晴らしい仕組みではないか。これから日本でも一般的になりそうな予感がする。

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