屋根で動けなくなっていた猫を窓から登って助けたら…
netgeek 2020年2月20日
|
ニューヨーク、ブルックリン在住のAriana Arroyoさんは母親と家に帰ってきたときに猫の鳴き声を聞いた。
緊迫した声で鳴いているものの居場所が不明。
「鳴き声がどこから聞こえるのか分からず、探していたところ、屋根の上にいるのを見つけました」
猫は建物の結合部分を走り回っており、助けを求めているようだった。Ariana Arroyoさんは兄を呼び、兄は窓を開けて猫を呼び込もうとした。ところが猫を捕まえるには手が届く距離ではない。
四苦八苦しているうちに猫がいなくなってしまったように思えた。
Ariana Arroyoさんはこの時点で窓から屋根に登って救出に向かうことを決意する。ボウルに食べ物を入れておびき寄せる作戦も決行した。
「猫は近づいてきてご飯を食べ始めました。ゆっくりと掴んで部屋に戻りました」
お腹が膨れたうえに安全な場所に移動できたからか、猫は喉をゴロゴロと嵐のように鳴らした。
居心地の良い場所を作ってあげた後は地元の保護団体であるFlatbush Catsに連絡し、里親探しを開始するとともに医療チェックをしてもらった。ボランティアとして働くSara Zoeさんは猫にムーンパイという名前をつけた。
「外にいるときは生き延びるために何でも食べていたようです。葉っぱを投げたら食べてしまいました」
黒と白が特徴で眺めているだけで愛くるしい。
ずっと野良猫として生きてきたのにすぐに人間に慣れたようだった。好きな遊びはお腹を前足でこすり、後ろ足でキックするプロレスごっこ。
可愛いムーンパイにはすぐに優しい里親が見つかるだろう。