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最新の研究「猫の行動は飼い主の習慣を反映している」

netgeek 2019年12月3日
 

猫という生き物は人間の子供と同じように一緒に生活する家族によって人格が形成される。そんな研究結果が報告された。

性格と行動が似てくる。

最新の研究「Owner personality and the wellbeing of their cats share parallels with the parent-child relationship」により、猫の行動は飼い主の習慣を反映している可能性が高いことが分かった。猫を飼っている人にとっては以前からなんとなくそうだろうと思っていたことだろうが、改めて指摘されると興味深い。今一度猫の行動を振り返ってみて、自分が同じ行動を取っていないか考えてみてほしい。

ノッティンガム・トレント大学とリンカーン大学は共同でイギリスの3,000匹の猫について飼い主の行動と照らし合わせて分析した。主題は猫のパーソナリティと飼い主のパーソナリティは似るのかということだ。データではしっかりと関連性があるという結果が出た。

外交的、内向的、神経質、おおらか、ポジティブ、ネガティブなどパーソナリティを5つの指標で表して猫と飼い主が似ているか調べていく。飼い主への聞き取り調査も丁寧に行った。

例えば性格がポジティブな飼い主は家で愚痴を吐かず、ストレスを溜め込まない傾向にある。それと同時に飼われている猫も行動に問題がなく、攻撃性が低い、体重が肥満でないなどの特徴が確認できた。やはり一緒に生活していると猫は飼い主に影響されるようだ。

研究では猫だけでなく犬もまた同様ということが分かった。飼い主が社交的だと犬も社交的な性格になるものなのだ。

つまりペットは飼い主の家での振る舞いを観察して真似しており、徐々に行動が習慣となり、習慣が性格を形成していくものと思われる。ただ、この研究はまだ完璧ではなく、因果関係について追加の調査が必要な段階ではある。

あなたの家のペットはどのような性格でどのような行動を取るだろうか?誰に似たのか考えてみてほしい。

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