アートの才能があるネズミ「ダリウス」は素敵な絵を描く
netgeek 2019年9月27日
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ネズミといえば不潔なイメージがあり、ハムスターより嫌われ者。しかし、しっかり抗生物質を飲ませてケアすればペットとして飼えるようになるのだ。
アートの才能があるネズミの話。
Amalie Markota Andersenさんは14歳のときにネズミを飼い始めた。
「インターネットでネズミを飼うことの素晴らしさを知りました。ネズミはペットとして普及しつつあるようです。寿命は2〜3年と短いので私はこれまで9匹を飼ってきました」
「ダリウスは2017年に我が家に迎え入れました。普通のネズミにはない貴重さがあるんです。外見は親切で紳士そうに見えます。見てすぐに恋に落ちました」
見た目は確かに可愛い。尻尾が長い点以外は特段ハムスターと変わらないようにも思える。
「何のために生きているのか、人生で何をすべきなのか答えが見つからないことがあります。そんな暗闇の中でダリウスは希望の光を与えてくれます」
あるときAmalieさんは新しい試みに挑戦した。体に有害でない水彩絵の具をセットして紙の上をダリウスに歩かせる。
10分ほどで完成。
色味が綺麗ですごく価値のある作品のようにも見えてしまう。
Amalieさんは作品のうちのいくつかを販売した。
ダリウスの性格はシャイで他のネズミと遊びたがらないのが特徴。
「膝の上で昼寝したり、いつも私にくっついています。私にとっても欠かせない存在なので、いつか別れのときが来ると考えると辛いです」
「ネズミは好奇心が強く、初めて出会う人や初めての場所を好むものです。が、ダリウスはすぐに私の側に戻ってきます」
Amalieさんは絵を売ったお金でダリウスのハーネスを購入。これでいつでも一緒に散歩できるようになった。
「初期のオリジナルの作品を売ったことは今では強く後悔しています。ですが、どこかで大事にされていると考えると救われます」
ダリウスの絵は入手困難だが、ネット上では購入したいという声が飛び交っている。