人工の雲を作る装置!?NASAの実験に猛暑対策のヒントを得た
netgeek 2019年5月30日
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確かに雲はできている。
People are already making rain.
This machine combine Hydrogen and Oxygen. Artificial cloud is form as a result and then its rains.😮😯 pic.twitter.com/nilW3tWCbI— A,SQUARE HORTICULTURE. @ it's best. RC: 2789504 (@MarufLasisi) May 19, 2019
こちらの映像は「水素と酸素を組み合わせて人工の雲を作る装置。実際に雨を降らせることに成功した」という文章とともに投稿された映像。CGなどではなく、ちゃんとした現実の映像であることは間違いない。
だが、NASAによるとこれは雲を作る装置ではなく、スペースシャトルRS-25のエンジンテストをしている様子なのだという。ソーシャルメディアでは「人工雲マシーン」と紹介され、フェイクニュースとして拡散されたが、その指摘にこそ重大なヒントが隠されているのかもしれない。
3Mがポスト・イットを開発したきっかけは、強力な接着剤を開発しているときに失敗作として生まれた粘着力の弱い接着剤だったというのは有名な話。技術ベースで開発を進め、後から用途を思いついてイノベーションが起きるという流れはこの人工雲と同じかもしれない。
猛暑対策にはぴったりだろう。
雨を降らせるところまでいかなくとも太陽の光を遮るだけでも価値がありそうなこの装置。気になるコスト面は開発を進めていく中で安くしていけそう。
東京五輪で提案されたかぶる傘に反対の声が集まる中、猛暑対策はこの人工雲のほうが圧倒的に良いではないか。イーロン・マスク氏が本格的に事業化に乗り出そうな話だ。
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