ドイツの町役場「2006年に誤発注した75万円分のトイレットペーパー、本日使い終わりました」
netgeek 2019年3月22日
|
誤って大量に注文したトイレットペーパーを12年かけてようやく使い切った。ドイツの小さな町役場がそんな告知を出した。
むしろ得したと報告。
出典:https://twitter.com/itagaki_m1/status/1108061500059602944
町役場は2006年のある日、注文を間違えて6,000ユーロ(755,350円)ものトイレットペーパーを手に入れてしまった。いつか使うものなので決して損ではないが、途方に暮れてしまう。何より誤発注した人はミスに気づいたとき顔が真っ青になったことだろう。
しかしここからが町役場の凄いところ。12年もの歳月をかけてせっせとトイレットペーパーを消費。ついに使い切ることができたのだ。広報が上手で、税金の無駄遣いにはならなかったとしっかりアピールする姿勢は見習いたい。
しかもインフレの影響で1,000ユーロ(約12万5千円)の節約になったのだという。これはけっこうな額だ。
▼参考。ドイツのインフレ率は大体2%ほど。
場所代が気になるが町役場なので倉庫など余分なスペースがあったということなのだろう。インフレが起きると予想して消耗品をまとめ買いしておくのはやはり簡単にできる節約術なのかもしれない。
こうしてドイツの町役場はトイレットペーパーとともに失敗を水に流した。