海上保安庁、北朝鮮漁船から救難信号の受信なし。韓国だけが救出に向かった謎
netgeek 2019年1月10日
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行方が分からなくなっていた北朝鮮の漁船について、韓国はなぜ現地に辿り着くことができたのか。少なくとも海上保安庁は救難信号を受信していなかったことが分かった。
日本はパトロール中に不審な船を見つけた。
動画では自衛隊員が「見慣れない船がある」と話しているのが分かる。これは後に救出に来た韓国船だと判明するのだが、そもそも韓国はどうやってこの場所を知ることができたのか。
重要な情報として、北朝鮮の漁船はSOSの救難信号を発信していなかったとみられる。そもそも行方不明になったことすら海上保安庁が把握していなかったのに、なぜ韓国だけが救出に向かっていたのか。場所は日本の排他的経済水域なのだから、本来は日本が向かったほうが早くたどり着けたはずだ。
これについては2つの有力な仮説が唱えられている。
(1)偶然通りがかった韓国漁船が韓国政府に通報し、救難艦などが駆けつけた
(2)瀬取りを行っていた
火器管制レーダー照射や韓国側の証言がころころ変わることも含めて総合的に考えると、「瀬取りを行っていた」というのが有力だ。
韓国は当初「行方不明になった北朝鮮の船を探すために探索用レーダーを作動させた」と説明していた。だが、映像を見ると船のすぐ近くに北朝鮮漁船がいるわけで、空に向けてレーダーを照射し哨戒機をロックオン状態にするのはおかしい。
実際には事前に待ち合わせして瀬取りを行っていたのではないか。韓国政府には、どうやって北朝鮮船が行方不明になったことを知ったのか、そしてどうやって場所を特定したのかを説明してほしい。
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