小学生はたこ焼き10円。貧困を経験したげんこつおじさんのボランティア活動
netgeek 2018年10月20日
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滋賀県に破格のたこ焼き屋が登場した。7個入りで小学生10円なのだが、大人は買えないルールになっている。
異常に安いたこ焼き屋さん。
手作りの看板には「小学生10円、中学生50円、高校生100円」とあり、「上記以外の人は買えません」。
どうやら大人には売ってくれないようだ。店主はスキンヘッドで一見強面の男性。左側にある拳骨箱にお金を握りしめて入れるルールになっている。
しかしこの箱にはカラクリがあり、音が鳴らないように中にタオルが敷かれている。つまり、お金を入れるふりでも購入できてしまうのだ。
店主は水野晃男さん(52)。普段は栗東市にある道の駅で駅長をしており、仕事が休みの毎週木曜日に午後3時半から5時半まで開店している。母子家庭で貧困を経験した水野晃男さんはテレビで「子ども食堂(貧困家庭の子供に安く提供する店)」を見て触発された。
出会いのひろば(滋賀県草津市草津2丁目5−15)に店を出し、半ばボランティアでたこ焼きを売る。
はじめは不審がられたが徐々に口コミでお客さんがつき、有名店に。たこ焼きの味は良く、中がトロトロで美味しいと評判だ。いつの間にか拳骨箱から「げんこつおじさん」というあだ名もついた。
そして今ではテレビで取り上げられるまでに。
出典:https://twitter.com/maomaomao0111/status/1053223061216911360
タコは原価が高いのでかなり小さめにするという工夫もしているようだ。箱の中にタオルを敷いた配慮が素晴らしい。これは貧困を経験したからこそのボランティア活動だろう。
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