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【速報】EUがサマータイム廃止へ。健康に悪影響。日本「え?」

netgeek 2018年8月19日
 

2020東京五輪に向けて日本でもサマータイム導入が検討され始めた。しかしEUは逆に「サマータイムにはデメリットしかない」と廃止の方向で動き始めている。

サマータイム導入中の国で国民が「早く廃止して!」と声をあげる。

ヨーロッパではサマータイムをめぐって大変な事態が起きているようだ。まず期待されていた2つのメリットは確認できなかった。

・夜間のエネルギー消費を減らす効果は確認できなかった(むしろ電化製品が増えて、エネルギー消費も増えた)

・レジャー活動の活性化はなかった。仕事が早く終わるというのは幻想

それどころか実際に導入してみて次のようなデメリットが確認された。

・心臓発作のリスクが高まる

・体内時計に悪影響

・睡眠不足で注意不足からの事故が増える

睡眠障害コンサルタントとして多くの患者と接するジョセフ・ガノンは「クリニックの患者が増えた」と証言する。1時間どころか日本の2時間早めるアイデアはとんでもないのだという。

EU28ヶ国はすでに廃止に向けて動き出している。

・フィンランド、7万人が廃止してほしいと署名し政府もEUに廃止を提案

・ラトビア、76%が反対

・オランダ、2万人が署名し、政府もEUに廃止を提案

・フランス54%が反対

・ドイツ74%が反対

・リトアニア、政府が廃止の方向

EU欧州委員会は今後、パブリックコメント(一般市民の意見)も参考にして決めていくという。

もともと日本では熱中症対策としてマラソン時間を早めるためにサマータイム導入が検討され始めた。サマータイムだと涼しい時間にスタートできて最も暑くなる前にゴールできるというのだ。

しかしそのような目的ならば日本全体でサマータイムを導入しなくても、マラソンのスタート時間を早めればいいだけ。多くの日本人が異論の声をあげている。

スッキリではスタジオの出演者全員が反対。

視聴者アンケートでも反対が賛成の3倍以上という結果に。

出典:https://twitter.com/domoboku/status/1029667743233015808

加藤浩次は「プレミアムフライデーですら定着しなかったのに、明るい時間に帰るなんて無理だろう」とコメント。サマータイムを導入すると出勤時間は確実に早くなるのに、まだ外が明るいからといって帰る時間はより遅くなる懸念が強い。

すでに導入した国がうまくいっていないのだから、日本政府には是非とも考え直してもらいたいものだ。

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