【炎上】読売新聞がトランプ大統領の言葉を誤訳して意味不明なフェイクニュースを流す
netgeek 2018年2月21日
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ドナルド・トランプ大統領が中国、日本、韓国、その他多くの国を相手に貿易赤字を出していることに言及したところ、読売新聞が誤訳で記事にしてしまうハプニングがあった。
意味不明な見出し。
出典:https://twitter.com/makidekazu/status/963777132915703808
読売新聞はトランプ大統領の発言「get away with murder」のうち「murder」のみを取り上げて日本のことを強く非難したと紹介した。オンライン版の記事でも過激な言葉を記事タイトルに使っている。
しかしながらすぐに一部の有識者が「get away with murder」は「好き勝手にする」という意味なのでこれは誤訳だと指摘し始めた。試しにnetgeek編集部で調べたところ、たしかに複数の辞書でまた別の意味が出てくる。
weblio:好き勝手なことをしておきながら罰を免れる
英辞郎:悪いことをしても罰せられない、何をしても許される[とがめられない]、好き勝手にする
goo辞書:悪事を見つけられずに[処罰されずに]過ごす;なんでもし放題である;自分の望みどおりにする
読売新聞の記者は辞書で調べることすら怠り、ただ単語の一部のみを訳して記事にしてしまった。トランプ大統領は自国の貿易赤字について少しぼやいただけで、さほど強い表現ではないように思える。
同じような誤訳は他にも日テレ、AFP通信、日刊ゲンダイが行っていた。
特に日刊ゲンダイの紹介の仕方はひどく、なぜか根拠もなく安倍総理バッシングに繋げている。「嫌い」とは一言も言っていないし、そもそも主語が変わっている…。
これが事実無根であることは言うまでもないだろう。記者の妄想が入り交じった典型的なフェイクニュースだ。
その後、読売新聞は記事を削除し、AFP通信は表現を「好き放題だ」に修正した。記事を書いている途中で訳がおかしいと気づかなかったのだろうか。これこそまさにget away with murder。戸田奈津子が二度見するレベル。
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