腹筋は腰痛の原因だった!名誉教授が提案する「カールアップ法」が新基準に
netgeek 2018年2月7日
|
なんと腹筋は頑張ってすればするほど腰痛の原因になるということが分かった。上体を起こす際に椎間板を圧迫して体を痛めてしまうのだという。
最新の研究で分かった情報をまとめておきたい。
カナダ・ウォータールー大学のスチュアート・マギル名誉教授は通常の腹筋運動だと腰の椎間板を圧迫するので腰痛の原因になると警鐘を鳴らす。
以前より続けてきた研究成果がすでに周囲にも認められており、プロスポーツ選手やトレーナーの間では腹筋はやってはいけない間違ったトレーニング方法だという認識が広まりつつある。
マギル教授が代わりに薦めるのはカールアップ法だ。通常の腹筋と同じ姿勢で20度だけ上半身を起こすのがポイント。その際、腰を動かさないことと、頭と背中の角度をできるだけ同じにするように気をつけてほしい。
出典:https://twitter.com/zapa/status/941192622432858114
確かにこの方法なら腰に負担がかからないというのも納得。さらに腹筋への負担は意外と減っておらず、それどころかむしろ増えているような気もしてしまう。実際に試してみるとよく分かるはずだ。
残念ながら学校の体育教師や年配の指導者は最新の研究成果を取り入れず、古いトレーニング方法を続けている人が多い。カールアップ法はすでに多くの専門家や団体が認めて取り入れているものであり、新しいスタンダードとして定着しつつある。
netgeek編集部では早速カールアップ法を実践した動画を作ってみた。
実際にやってみた感想としては、思ったよりも腹筋に力が入り相当な負荷がかかるというのが意外なところだった。通常の腹筋とは違い、腰に負担がかからないというのが自分の体で実感できるのは嬉しいところ。
また、足をあげて膝の角度を90度にしてからカールアップ法を試すと腹筋への負荷が強まり、さらに効果的とのこと。これから腹筋をするときはカールアップ法を使うようにしてほしい。