日本初の飛び級で大学に入った天才物理少年、今はトラック運転手で月収30万円
netgeek 2017年12月9日
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できちゃった結婚をしてトラック運転手に。
出典:https://twitter.com/PineLandsbyen/status/990474543088132098
当時、日本では珍しく千葉大学だけが飛び級を認めていた。天才物理高校生はその後、千葉大学を卒業して大学院に進み、研究職に就いていた。だが…。
昨晩、テレビ東京で「日本で初めて飛び級で大学(千葉大)に入学した高校生はいま」というルポを放送していたが、大学院時代に結婚、一児の父となる→大学院修了後、研究職につくも、不安定な雇用状況&収入の少なさ(月収20万円)ゆえ断念(続く)
(続き)→トレーラー運転手に転身(月収30万円)→現在はトレーラー運転手の傍ら、休日に一般向けの化学・物理教室を開催、理系に興味を持つ人々を増やすべく活動中 という状況だった。(続く)
(続き)今では成田に中古の一戸建を購入、朝5時から夕方5時までの勤務だが、夕食時には帰宅して一家団欒のひとときを持てるのが何よりの幸せという。 それにしても、こういう優れた人材をきちんと活用しきれない、それがこの国のリアルな現在なのだなあと改めて思ったことであるよ
まさかトラック運転手になっていたとは驚き。家庭を持ち、本人が幸せならそれでいいのだが、優れた頭脳を持ちながらにして研究職で低収入に苦しむというのは日本の悪しき現状かもしれない。
Twitterではこの他にも放送を観た複数の人が同じような感想を寄せていた。しかしその中で一人の人物がやけに噛み付いてくる。どうもご本人のようだ。
色々と気になるやりとり…。この騒動も含め、ネット上では様々な意見が飛び交うことになる。
天才少年を疑う声
・そもそも本当に天才だったのか?
・Twitterでの会話がおかしい
・天才なら低収入でも何らかの研究成果は残せたはずなのにそれが見えてこない
・成田高校出身はそんなに…
・20過ぎればただの人ってよくある話
・先取りして勉強しただけ
・勉強の能力と仕事の能力は別
日本の研究制度に対する批判
・成果が出るまで助成金を与えるべきだった
・トラック運転手のほうが稼げるというのはおかしい
・こんなことだから優秀な頭脳がアメリカに逃げる
本人が幸せならそれでいい
・周囲がとやかく言うことではない
・SMAP抜けてレーサーになった森くんと同じ
海外でも飛び級制度の是非は度々議論されることがある。
年齢差があるため学校で周囲に馴染めない、人格面が育たないなど、いじめられる、など学問以外の点で問題が散見されるようだ。
千葉大学としては優秀な人材を輩出したかったのだろうが、残念ながら日本で初めての飛び級制度は成功例にはならなかった。一体誰が悪いのか?何が悪かったのか?議論はまだネット上で続いている。
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