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「子供が勉強で苦しんでると安心する。楽しそうなのは止めたくなっちゃう」←これ違う!

netgeek 2017年12月4日
 

NHKで放送された「ウワサの保護者会」で勉強について間違った理解をしている親がいた。

勉強=苦しみ。苦しみで子供は成長する。

一人の母親が発したのは「勉強は苦しいもので、その苦しみを経験してこそ成長できる。子供が楽しそうに自主的に学んでいたら、やめさせてもっと苦しむ教科(漢字など)をやらせたくなる」という考え。

しかし、ネット上ではそもそも前提から違うと反対意見が相次ぐ。意見をざっとまとめると以下のように集約される。

・日本人は苦労しないと成長できないと精神論で考えがち

・目的と方法を履き違えている

・勉強は本来は楽しいもの

・苦しみながらよりも楽しみながらのほうが記憶は定着する

・これではモチベーションが生まれない悪循環に陥る

・子供が可哀想

・このひとは絶対に勉強できないタイプ

勉強とは本来、知識の拡充を図ったり、理解力を深めたりするものなのに、一部の親は子供のための精神修行と勘違いしている。

母親は尾木ママに「もったいない。可能性を潰しちゃった。勉強とは遊びなんですよ」と直球で間違っていると注意され、番組の最後には考えを改めていた。

番組ではホリエモンこと堀江貴文氏の意見も紹介された。

ホリエモンはまず、勉強はしなくてもいいと一刀両断したうえで、興味があって知識欲が湧くから自発的に学んでいく。それが勉強する理由なのだと説明した。また教科の好き嫌いについては「好きなことを伸ばしたほうがいい」とアドバイス。

社会に出てから(特にホリエモンのような起業家)は平均的な人間よりも、強みがある人間のほうが成功する可能性が高い。

また、netgeekでは以前、島田紳助の圧巻の解説を紹介していた。

こちらは凄まじい説得力を持つ理屈に基づく説明。

「勉強したほうが将来の選択肢が広がる。小遣いが千円より一万円のほうが多くの選択肢がある。一万円を持っている人でも300円のものは買えるが、千円しか持っていない人は二千円のものは買えない。どっちが幸せかは明白。だから勉強したほうがいい」

親としては非常に悩ましい、子供が勉強しない問題。動機づけをしっかりと手助けし、長所を伸ばせるよう暖かく見守ってあげてほしい。

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