努力は夢中に勝てない。努力している時点で向いてないから夢は叶わないってことなんだ。でも…
netgeek 2017年3月31日
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努力の対極にあるのは才能。悲しい現実として凡人がいくら努力したところで才能ある人に勝つことはできないのかもしれない。
しかし、ここに重要な示唆に富んだ本の一節を紹介したい。
人生の教訓となるような教えが会話調で分かりやすく説明されている。
▼努力は夢中に勝てない。努力している時点で向いてないってことなんだ。
▼続き。でも大事なのは、嫌いにならないところまでとりあえずやること。どんなことでもはじめは難しいものなんだ。何が面白いのか理解してそれでもつまらないと思ったらそのときはやめればいい。
出典:https://twitter.com/pic_chie/status/846203608022462464
これは非常に本質を得ている。スポーツでも学問でも芸術でも、はじめは何が面白いのか分からなかったが、ずっと続けているうちにようやく面白さが分かってきて夢中になれたという経験は誰にでもあるだろう。
特に教えるのが上手い指導者は相手のレベルに合わせた指導に褒めることを意識的に行い、嫌いにならないようにする。とにかく続けさせることが大事なのだ。ある程度続けて夢中にならなければ別の道を模索すればいいし、夢中になれば気がついたら周りと差がついていることだろう。
この一節が書かれているのは作曲少女という本。
何かの自己啓発本かと思いきや、意外にも気軽に読めそうな本だった。この本は、これから作曲家を目指す人に「ライトノベル作曲理論」として一歩を踏み出すコツを教えてくれる書籍。
心構えを説いた後にメロディラインや耳コピ、キー、テクスチャーなど専門的な話題に移る。
総括すれば、成功するには努力しているかどうかより夢中になることが大事。夢中になれるかどうかはすぐには分からないのである程度根気強く続けてみよう。もし自分は頑張って努力していると感じたら夢は叶わない。
おまけ。
努力に関する風刺画3枚。あえて解説をつけないのでその意味を深く考えてみてほしい。
(1)
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