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welq炎上で非公開化を決めたDeNA、こっそりと一部アカウントだけ残すせこい経営

netgeek 2016年12月16日
 

誤った医療情報を流していたwelq(ウェルク)が炎上し、次いで他のキュレーションメディアにも著作権上の問題が見つかったDeNAについて、なぜかソーシャルメディアのアカウントが一部残っていることが分かった。

もともと、DeNAはけじめをつけるために全サイトの非公開を決めた。

denawelq

現状では確かにサイトは全記事が閲覧できない状態になっている。しかし、今でも一部のTwitterとFacebookアカウントがなぜか残っていることがnetgeek編集部の調査により分かった。

以下、順番にサイト名、Twitterアカウント、Facebookページ。

(1)welq

@welq_news→このページは存在しません。

https://www.facebook.com/welq.jp/→このコンテンツは現在ご利用いただけません

(2)iemo

@iemojp→このページは存在しません。

https://www.facebook.com/iemojp→このコンテンツは現在ご利用いただけません

(3)Find Travel

@find_travel→このページは存在しません。

https://www.facebook.com/FindTravel/→このコンテンツは現在ご利用いただけません

(4)CAFY

@cafy_news→このページは存在しません。

https://www.facebook.com/cafy.jp/→このコンテンツは現在ご利用いただけません

(5)JOOY

@jooy_news→このページは存在しません

https://www.facebook.com/jooy.jp/→このコンテンツは現在ご利用いただけません

(6)UPin

@upin_news→このページは存在しません

https://www.facebook.com/upin.pr現存

(7)PUUL

@puul_official現存

https://www.facebook.com/puul.jp→このコンテンツは現在ご利用いただけません

(8)cuta

@cuta_news現存

https://www.facebook.com/cuta.jp/→このコンテンツは現在ご利用いただけません

(9)GOIN

@goin_news現存

https://www.facebook.com/goin.jp/→このコンテンツは現在ご利用いただけません

(10)MERY

@mery_news現存

https://www.facebook.com/MERY.info/→このコンテンツは現在ご利用いただけません

全10サイトのうち、5サイトでソーシャルメディアアカウントが残っているのが確認できた。上層部が削除するよう指示を出したのに、現場の手違いでこうなってしまったか、それとも故意に残しているのか。いずれにせよ社会に迷惑をかけた割には誠実な対応とは言えず、この責任はDeNAパレット統括部長の村田マリにあることは間違いない。

また今回の調査対象外としたが、調べていくうちにいくつかInstagramアカウントが残っているのが確認できた。多数の写真がアップされており、権利侵害が続いているのではないかと懸念される。

12月5日、DeNAは4人の弁護士で構成する第三者委員会を設置することを発表した。

第三者委員会による本件調査等の期間は、3ヵ月を目途としております。当社は、第三者委員会の調査に対して全面的に協力してまいります。

本件調査等終了後は当社取締役会にて報告書を受領のうえ、速やかに公表させていただく予定です。

真に社会に受け入れられるインターネットサービスを提供することのできる企業を目指して、第三者委員会の報告をふまえ、役職員に対する必要な処分を含め、抜本的な改革を行います。

http://dena.com/jp/press/2016/12/15/1/

注目すべきは役職員の処分の可能性があるとにおわせている点。今回の騒動については内部リークや取引先からの証言により、村田マリ主犯説が確定しつつある。重要なポイントは以下の通り。

・南場会長と守安社長は関与していなかった

・MERYは雑誌の写真を個人アカウントにみせかけたInstagramなどにアップしてから転用する著作権ロンダリングに手を染めていた

・同業他社から文章をパクるようリライトを指示するマニュアルがあった。作者不明で、経営陣が村田マリに聞くと「そんなものは知らない」。

・現場では村田マリが強権を握っており、誰も口出しできなかった。実際にFind Travelの井出一誠氏は社長をクビになった。現在のFind Travelの社長についているのは村田マリ。

・今回の騒動で得をしたのは合計50億円で会社を売却したiemo村田マリとMERY中川綾太郎。MERYの買収は村田マリが「うちを買収するならMERYもセットにしてほしい」と要望した。

・村田マリは健康上の理由で謝罪会見に顔を出さなかった。その後、完全に逃亡している。

誰が間違っていたのかは明らかだ。

muratamari-dena-1

村田マリがDeNAパレットがやったことはキュレーションじゃなくてパクリエーションのDeNAパニック。シンガポールに引きこもらないで早くけじめをつけてほしい。

あわせて読みたい→藤田晋「村田マリは昔サイバーエージェントで雇ったけど仕事ができる社員ではなかった」

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