時代は水素水から電子麺へ。高砂食品の電子チャージがヤバくて震える
netgeek 2016年11月27日
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意味不明なアピールをしているのはこちらの商品「なべ焼きうどん」。
▼右下に電子麺アピールがなされている。
▼電子チャージにより、麺が美味しくなっているらしい。
全く聞いたことがない「電子チャージ」「電子麺」という言葉には動揺を隠しきれない。電子レンジで調理できる商品かと思いきや、本物のオカルト商品ではないか。もし本当に電子チャージなる方法で麺が美味しくなるならこれはもう世紀の大発見だ。
netgeek編集部で調べたところ販売元の高砂食品はこの電子麺を猛烈にプッシュしていることが分かった。
▼ラーメンのパッケージにも電子麺表記。
▼そばにも。
とにかく高砂食品が販売している麺関係の商品には電子チャージして素材本来の美味しさを引き出そうとしているらしい。疑似科学で付加価値をつけようとする手法は大変悪質だ。
しかしながら高砂食品は自社HPで電子チャージにはスゴイ効果があるのだとPRしている。
参考:高砂食品のこだわり その2 ジェム電子チャージシステム
アピール内容まとめ
・特殊な電子発生装置を使って電子を水・空気・原料にチャージしている
・電子チャージシステムはアメリカや日本の大学でも効果が実証され、多分野で使われている
・電子チャージにより添加物の削減に成功した
・水に電子チャージすると味がまろやかになりました
・小麦粉に電子チャージすると風味が優しくなり、賞味期限が伸びました
・油に電子チャージするとサクサク感が増し、胸焼けしにくくなりました
・工場内の空気に電子チャージするとスタッフが疲れにくくなりました
以上の文章は本当に会社HPに書かれているので是非とも確認してみてほしい。類似事例で、伊藤園が販売している水素水については会社HPの「よくある質問」に「特殊な効果はない」と断言することで責任逃れを果たそうとしていた。
高砂食品が異質なのは効果があると断言している点だ。
これはもはや金儲け優先の故意犯というより本当にオカルト信者という気がする。高砂食品株式会社(草刈保昌代表)は青森県平川市日沼富田36にある会社で資本金は8,100万円。従業員数は98名。
個人的にはこの電子麺を水素水で茹でて藤原紀香に食べてほしい。
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