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【速報】NHKが「電通は自浄能力のない会社」という文章を削除。圧力か

netgeek 2016年11月8日
 

NHKが電通の劣悪な労働環境を取り上げた記事にて、こっそりと最後の文章を削除していたことが分かった。不正な圧力がかかったのではないかと懸念される。

記事のビフォーアフターを見てみよう。

▼ビフォー。赤枠の部分で電通を批判している。

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▼アフター。なんと批判箇所がなくなってしまった。

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参考:「新しい電通を」社長から社員へメッセージ(NHK)

通常、メディアが一度公開した記事に手を加えるのは誤報があった場合、圧力がかかった場合の2通り。今回の社員の発言については動画でも報じられていたため、誤報という線は消える。

電通を「自浄能力のない会社」と批判した40代社員。堂々と顔を出して勇気ある発言をした。

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劣悪な労働環境に相当怒りを感じており、もう辞める覚悟もあるのだろう。NHKの記事内容は社長が社員を集めて鼓舞したにもかかわらず社員はしらけていたと電通の体質を真っ向から批判するものだった。この種の報道は関係者の怒りを買いやすく、抗議を受けることが多い。

文章はあえなく消えてしまった。勇気ある告発をしたのに報道を消されてしまった40代社員は無念に違いない。せめてnetgeekで報じることで微力ながら力になりたい。

さて、少し前、NHKは電通の鬼十則を報じ、非常に攻めた報道をしていた。

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鬼十則とは電通が社員に対して仕事の心構えを説くもので、放送ではその中にはえげつないものもあると注目していた。プロとして仕事をするという心構えは素晴らしいと思う。しかし、問題は必ずしも長時間労働が高い生産性に直結していなかった点にある。

電通の社員は無能な上司やコネ入社の同僚に振り回されて一部の社員が割りを食っていたと指摘されている。会社としてはこの現場の問題点を真っ先に解決すべきではないか。

いくら規則で残業時間を制限しても仕事の構造的問題を解決しないと社員は楽にならない。責任感が強い社員は隠れて仕事をし続ける。見せかけのインチキルールは余計社員を苦しめることになる。

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