【炎上】山代温泉・宝生亭の2代目店主が客に「カス過ぎ」と暴言。客の個人情報を特定しようと粘着中
netgeek 2016年5月15日
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きっかけは顧客の一人である男性「さとる」さんが宝生亭の経営方針に苦言を呈したこと。
宝生亭は公式HPにて、「このチャンピオンベルトが欲しければフロントに来い!」というコミカルな記事を公開しており、さとるさんは「歴史ある旅館がすることとしてはちょっと違うのではないか」という趣旨でTwitterでつぶやいた。
自分が愛用していた落ち着きある旅館がこのようになってしまっては確かに残念に思う気持ちも分かる。なお宝生亭は一度経営破綻してから経営者が息子の2代目に交代しており、そのせいで方針が変わり始めたのかもしれない。
と、ここで割り込んできたのが宝生亭公式Twitter。言葉遣いが極めて汚い…。
曲がりなりにも公式HPのブログを読んでいる熱心な顧客に対して「カス過ぎ」と言ってしまうあたり、かなり問題がある。さらに主張の中に「僕」と「嫁」が入っていて「お客様」が最後になっている点もおかしい。
宝生亭はその後、さとるさんを特定しようとし始めた。
「エクスマ」というのは「エクスペリエンス・マーケティング」のことで、体験を顧客に売るマーケティング手法のこと。2代目店主は自身のブログにてやたら自己啓発のことやマーケティングのことを書いており、記事をざっと見たところ、珍しいタイプの自己啓発セミナーにはまっているという印象を受けた。
この後、宝生亭はさとるさんの個人情報特定に繋がるツイートを過去に遡って調べ、連続でいいねしてきたという。netgeek編集部でも宝生亭のいいねリストを見たところ、確かに確認できた(ここでの紹介は自粛しておく)。さとるさんはちょっとした気持ちでツイートしたのに、大変恐い思いをしたと語った。
宝生亭の2代目店主はどうやら独特な思想で旅館を経営しているようだ。
こちらは宝生亭の店主がプレゼンしている様子を知人がFacebookに投稿したもの。右下には「お客様、もう二度と来ないで下さいね」とある。経営する側も客を選ぶ権利はあるという考え方は一理あるとはいえ、接客業がこんなことを公の場で言うのは問題があるように感じられる。
あと2つ、店主のブログ記事を紹介しておきたい。
なんか気が進まないけど、訴訟の手を打ちます
こんにちは。僕です。 この地域ではきっと僕が一番叩かれているんでしょうね(^_^;)
ある日突然、会社や自宅に警察官がやってきて検挙されます。僕の事を書いた人のところへはいつ行くんでしょうね? 早ければ来月中ですし、僕の気持ち次第では1年後、2年後かもしれませんね。親や親類、子供の悲しむ顔が浮かびますね。。。
宝生亭にも何件かの実害が出ました。だから行動に移します。仕事をしている方はその整理、そうでない方にも親族にご迷惑が及ぶ事と思います。
誹謗中傷とは一体何のことか分からないが、店主をはじめこの旅館はずいぶんとネット上で叩かれているようだ。ブログをもっと発掘すると他にも面白い記事が見つかるかもしれない。
今日のお話は「お客様、もう二度と来ないで下さいね♥」というお話。なぜ、こんな言葉を言い放ったかと言うと、(中略)僕のマーケティングの師匠の藤村正宏先生は、「お客様から選ばれるためには、お客様を選ばなきゃいけない」と言われます。
写真に写っているのは問題の2代目店主。自己啓発にはまった人はどうしてこうもホワイトボードに書きたがるのだろう。与沢翼もホワイトボードが大好きだ。
さて、冒頭のTwitterのやりとりを見た人たちからは「恐い」「こんな宿には泊まりたくない」「公式Twitterでこれはヤバイ」「個人情報握られたらやばそう」「少しでも気に食わないことがあるとひどいことされそう」などと心配する声が多数あがっている。
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