日本語勉強中の台湾の女の子が教えてくれる「台湾が勢力をあげて熊本復興を応援している8つの証拠」
netgeek 2016年4月26日
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こちらが台湾の活動を頑張って日本語で投稿してくれている女の子。
日本には24回も来たことがあり、「アスカ」という日本名までつくっている。かなりの親日家で日本語も頑張って勉強しているようだ。アスカさんが教えてくれた台湾の熊本復興支援活動を見ていきたい。
1.観光地として有名な台湾南部の高雄市は電光掲示板で日本を応援しようと呼びかけた。
しっかりと熊本という漢字が入っているのが分かる。夜景が綺麗と有名な場所だけに、広告を出そうと思ったら数百万円かかるテキスト広告を無償で流してくれた。
2.コンビニは張り紙で熊本地震義援金を集めようと呼びかけていた。
海を隔てた離れた他国のことをまるで家族のように親身に思ってくれているようだ。全く無関係なのにここまでしてくれるのは嬉しい。
3.高雄市の動物園は募金に加えて、本の売上を全て熊本に寄付すると発表した。
気になるのは高雄市のゆるキャラがくまモンにそっくりということ。もっとも、熊本市はくまモンの利用をかなり自由に認めているのでクレームはつけないだろう。これもいい宣伝とポジティブに捉えているに違いない。
4.台湾メディアは安倍総理の現地入りを敬意を払って報じていた。
日本の一部のマスコミが「選挙対策」「好感度アップ狙い」などと揶揄したのとは対照的に、台湾メディアは「真摯に現地の人の声に耳を傾けていた」「被災者に安心感を与えた」と安倍総理の動きをしっかりと評価していた。
5.小学校の生徒たちは「頑張れ日本!」というイラストを書いて応援した。
なぜか、くまモンの知名度は抜群に高いようだ。また小学校以外にも、大学などでも熊本応援活動が独自に実施されていた。
6.自衛隊の素晴らしい活動は台湾のYahooトップで掲載された。
アスカさんは「自衛隊の存在をとやかく言う人に見て欲しい。自衛隊は本当にすごい」と絶賛。新聞、テレビなども日本の自衛隊は緊急時に秀逸な動きを見せて素晴らしいと大々的に取り上げた。
7.台湾各地の救助隊は即座に出動準備を整えた。
救助隊員たちは2014年のガス爆発の際に日本から受けた恩を返したいという思いをもっていた。義理堅いところは日本人と相通じるところがありそう。
8.台湾PTT(日本でいう2ちゃんねるのようなテキスト掲示板)では熊本を応援しようという声が高まっていた。
こちらでは、募金募集が始まったらすぐに義援金を送ろうとネットユーザーたちが声をかけあっていた。ネット上で終わってしまうのではなく、実際に行動まで移そうと呼びかけているところが実にいい。
日本のメディアが報じないローカルなところまで教えてくれたアスカさんに感謝。日本人が知らないところで、台湾の人たちがここまで動いてくれていたとは嬉しい限りだ。