産経新聞「SEALDs奥田愛基は安倍総理に『この国の最高責任者はあなたじゃない』と意味不明な独自の見解を披露した」←本当に書いてて笑った
netgeek 2016年3月31日
|
安全保障関連法の施行をめぐって抗議集会が開かれ、民進党やSEALDsが騒いでいるのは皆さんご存じの通り。安倍総理が「日本の最高の責任者は私です」と発言したことでデモの声は大きくなった。
大統領制ではない日本は総理大臣が最高権力を持つ責任者ではないという見解もある。SEALDsをはじめとする団体はこの言葉を「安倍総理は憲法よりも上位に位置するので憲法違反の戦争法案をつくっても許される」と捉え、猛抗議した。
そしてその様子を非常に冷ややかに報じたのが産経新聞だ。こんなシニカルな記事が見られるなんてなんだか嬉しい。
民進党の結党大会で来賓として呼ばれたシールズの奥田愛基氏は「憲法を守りますか、日本の総理大臣を守りますか。憲法を守るでしょ。この国の歴史をバカにしないでください。この国に生きる人々をバカにしないでください」と絶叫した。首相に対し「国民ていうのは、あんたのおもちゃじゃないし、あんたのものでもない」と訴えた後、「この国の最高責任者はあなたじゃない」と、意味不明な独自の見解を披露した。
http://www.sankei.com/politics/news/160329/plt1603290073-n2.html
ネット上では以前よりSEALDsの知識と論理のない感情論に反発する声が強く、一部では「SEALDsのブランドイメージは最低だから行動すればするほど逆効果。SEALDsが発言すれば安倍政権の支持率が上がる」とも言われた。それはあながち間違いではないだろう。
続けて産経新聞は奥田愛基氏が安倍総理を呼び捨てにしたことも痛烈に批判する。
奥田氏はその後、「安倍はやめろ」と首相を呼び捨てにしたコールを連発した。13日に東京・新宿で行った街頭集会では「呼び捨てにするのはよくないといわれた」として、「安倍さん、やめて」とコールしていたが、わずか2週間程度で前言を翻し、復活させた。
http://www.sankei.com/politics/news/160329/plt1603290073-n3.html
取材力を活かして言質を元に矛盾をつくやり方は実に上手。記事ではこの他にも集会参加者の「約3万7千人」と発表された人数に疑問を抱くなど、反SEALDs的な見解が目立った。
なお、記事を見た当の本人は頑張ってTwitterで言い返していた。
▼奥田愛基氏。
この記事の最後は産経新聞リスペクトな文章で締めておこう。産経新聞に痛烈に叩かれて悔しい思いをした奥田愛基氏は「産経新聞はもう近代国家やめたいんじゃないかなと思ってしまう」と意味不明な独自の見解を披露した。
Comments (3)