家賃8万円で住める112帖の大豪邸、実はほぼ全てがバルコニーだった。
netgeek 2015年12月30日
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間取り図はこちら。6帖の洋室と6帖のキッチン。そして、その下には100帖のリビング…ではなくバルコニー。なんじゃこりゃああああ!!!
部屋よりもバルコニーの方が圧倒的に広い不思議な物件。おそらく多くの人は、間取り図がどのような状況を表しているのか想像もつかないだろう。
ひとまず実際の写真を見ていただきたい。なんと、この物件、ビルの屋上にあるのだ。
▼ビルの名前は「関根ビル」。荻窪駅から徒歩5分、阿佐ケ谷駅から徒歩10分でかなりの好立地。
▼気になるバルコニーからの景色はこちら。家庭菜園、バーベキュー、日向ぼっこなど様々な使い道が考えられる。
▼そして、実際に住むことになるのは、屋上の片隅にあるこちらの小屋みたいな建物だ。増築されたものなのか、元々建てられていたものなのかは不明だ。
▼建物は築36年。キッチンは決して新しいとは言えないが、とてもキレイに手入れされている。
▼こちらは洋室の様子。エアコンも備え付けられているので、初期費用を抑えたい人にはオススメだ。6帖しかないのでベッドを置いたり布団を敷いたりするだけで足の踏み場もない状態になりそうだ。
また、風呂・トイレは別々に設置されている。東京23区で12帖の同じ条件の物件を探すと10万円前後、112帖の場合は50万円以上にはなる。では、なぜ今回の物件は相場より家賃が低いのだろうか。
実は、2年前に「幸せ!ボンビーガール」(日テレ)で取り上げられており、その謎に触れられていた。
番組の公式サイトによると、どうやらビルにはエレベーターが設置されておらず、またバルコニーの掃除が大変なため家賃は低めに設定されているようだ。netgeek編集部が調べたところ、いわくつきの物件という情報は全くなかった。
読者の中には是非とも住みたいと思っている方もいるかもしれない。しかし、一部の賃貸情報サイトでは早くも掲載が終了している。
▼12/28のCHINTAIのスクリーンショット。掲載まで残り21日と書かれていた。
▼ところが、今ではページに飛ぶと掲載終了の画面に切り替わる。
もしかすると、ネット上で話題になってからすぐに契約を結んだ人がいるのかもしれない。しかし、まだ可能性は残っているので、気になる方は不動産屋に直接問い合わせてみてほしい。今回のチャンスを逃すと、次に空室になるのはいつか分からない。