海上自衛隊の自衛官が海に落ちたチケットを取りに行ってくれて感動
netgeek 2015年10月13日
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3年に1度開かれる海上自衛隊の「観艦式」の事前イベントにて、ほっこりする出来事があった。その一部始終を捉えたTwitter投稿が話題になっている。
今回の出来事の舞台になったのは、一般人が海上自衛隊の護衛艦に乗艦して体験航海ができるイベントだ。
▼大迫力の護衛艦クルーズを体感できるということもあり、事前応募制の乗艦券には応募が殺到。入手するのは大変困難だった。
▼こちらが乗艦券。
10/12、横須賀で開かれていた体験航海の会場は乗艦を待ちに待った当選者で溢れ返っていた。その中である1人の当選者が乗艦券を海に落としてしまう…。時間厳守のイベントのため、乗り遅れたら容赦なく置いて行かれるはずだ。海に落ちた券など取りようがなく、乗艦することは絶望的だった。
しかし、そのとき海上自衛隊の自衛官達のとったある行動によって乗艦券はすぐに当選者の手元に戻ることになる。
▼こちらは現在、Twitterで大拡散中の投稿。
▼1人の自衛官が乗艦券のために泳いで持ち主の元まで届けたのだ。そして、何事もなかったかのように帰っていった。
まるで映画のワンシーンのようでカッコ良すぎる。手渡ししているところも、宙に浮いているみたいでベストショットだ。
また、他のTwitterユーザーも一部始終を撮影し、ネットに投稿していた。
乗艦券の持ち主のその後は不明だが、おそらく無事に乗艦できたことだろう。Twitterにはこうした投稿を見たユーザーから「かっこいい」「惚れてまうやろ」「心が温まった」などと自衛官を大絶賛するコメントが多数寄せられた。
…ということでマスコミに取り上げられてもおかしくないほどのニュースだったわけだが、今回の出来事は特に報じられることなく、ネット上の話だけで終わっている。
もしかして安保法案に大反対したマスコミではもはや自衛隊の良い話を取り上げることすらタブーになっているのではないだろうか。netgeekでは、この一つの素晴らしい事実を読者に大いに伝えたい。