岩手県盛岡市の町おこし企画「ポスター総選挙」がつまらなさすぎて「変なコンサルに騙されたんだろ!税金の無駄遣いするな!」と炎上
netgeek 2015年8月9日
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netgeek編集部の元に「盛岡市が主催した町おこしイベントがあまりにもひどい出来栄えで批判が殺到している。記事として取り上げてほしい」というタレコミが届いた。盛岡市民が税金の無駄遣いに怒っている。これは是非みなさんに伝えたい。
岩手県盛岡市が地域活性化を狙って企画したイベント「盛岡ブランドポスター総選挙」は盛岡市のブランディングに繋がるポスターを1枚選び投票するという内容。
立派なHPとFacebookページまで開設されており、ポスターはなんと100枚も用意されている!一目見るだけで、かなりの人員、コスト、時間をかけてつくったことが分かるコンテンツ量だ。投票期間については8月1日(土)〜8月31日(月)で、WEB投票は1人1回までとなっている。
しかし、この総選挙、ポスターのクオリティがかなり低く、「全く面白くない」と批判が殺到している。ネット上では「盛岡市=つまらないという印象を与えてしまう逆効果の宣伝」とまで言われているのだ。百聞は一見に如かずということで総選挙にエントリーしているポスターを試しに7枚紹介しよう。
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ひ…ひとつも面白くない…。さすがに少しくらいは面白いものもあるだろうとHPに掲載されているポスターに順に目を通していっても100枚全てがこんな調子でネタも写真もキャッチコピーも全て三流。一体誰が制作を担当したのかと問い詰めたくなるクオリティの低さだ。これならば一般公募を募ったほうがよっぽどよかったのではないか。
盛岡市の市民は口をそろえて「残念すぎる」「良さが伝わらない」「楽しみにしていたけど、一気に投票する気がなくなった」「老害のセンス」などと苦言を呈する。
さらにTwitterではあろうことか「自分の写真が無断で使われていた」という人まで登場!これは大変な事態だああああ!
この撮影者の男性はこの後、念の為にフォトショップの差の絶対値で確認し、やはり自分が撮った写真と同じものと確認したという。「実名で提供しておきながらこの盗用はひどいよなぁ」と言葉を残した。
さて、ひと通り炎上してから公式HPにはこんな謝罪文が…。「写真提供者に誤りがあった点は修正し、また不適切な表現があったポスターは削除しました」。
なんてずさんな運営体制なのだろうか…。盛岡市民は税金の無駄遣いについてもっと抗議してもいい。この大コケ企画に一体いくらを費やしたのか。責任者は一体誰なんだ。
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