【流出】イノベーションを起こすために私服勤務を推奨しているSONY、副社長が「会社に来る格好か」とブチ切れ
netgeek 2015年6月12日
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突然、掲示板に書き込まれた文章には鈴木副社長のズレた説教が書き連ねられていた。きっと内容を理不尽と感じた社員が故意に流出させたのだろう。
評価結果を副社長ブログで公表します
2015,06,02, Tuesday 04:01 PM 「人を育てる」先日のマネジメント会同でもお話しましたが、企業のマネジメントがやるべきことで、最も大切なことは 「人を育てる」ことです。専門能力の開発、ヒューマンスキルの獲得、そして、センスを磨くのも「人を育てる」 ことです。「人を育てる」には、様々な方法、そして、場面がありますが、マネジメトがすべきことは、 学習・訓練の必要性を気づかせてあげることです。そして、学習・訓練の場を提供してあげることです。 学習・訓練を自らに課して実行してこそ、人は育つのです。そのような観点で、最近思うところのあった エピソードを紹介します。
・エピソード2
本社の食堂のサラダバイキングが従量課金制になりました。とたんにサラダバイキングに並ぶ列がなくなり、 サラダ盛り付け競争がなくなりました。以前は、皿からはみ出すぐらい、そして、山のように野菜を積み重ねている 人達をたくさん見かけました。「みっともない!」、「自分さえよければいいのか?」と、嫌な思いをさせられました。このような人達は、社会人としての常識や他の人達との調和・協調を学ぶことはなかったのでしょうか。・エピソード3
ジーンズ、Tシャツ、そして、シャツは外出しという服装は会社に来る恰好なのか?と思います。構内には外部から お見えになっているお客さまもいらっしゃいます。ソニーで働く人は節度ある服装、身なりであるべきだと私は思います。 しかしながら、配属されたばかりの新人達はカジュアルでもお洒落な格好をしている。長年、認めてきた職場環境がそうさせるのでしょうか?
食べ放題のサラダバーでたくさんお皿に盛っている人を「みっともない。協調性がない」と批判しているところからは妙な小物感、ラフな格好に苦言を呈しているところではズレた感覚が垣間見える。
詳しい事情は知らないものの、このエピソードからは若手のほうがよほどSONYの経営理念を理解し実践しているように感じられる。
そもそもこの副社長はどうして最後に「長年、認めてきた職場環境がそうさせるのでしょうか?」と文句を言っているのか。どこを目指しているのか方向性が全く見えない。理不尽に怒って社員の士気を下げることはしないでもらいたい。
そもそもSONYはイノベーションを起こすために私服勤務を推奨しているはずだ。それなのに、カジュアルさを非難するとは本末転倒なのではないか。
海外企業、特にアメリカ、シリコンバレーのIT企業は完全にスーツを捨て去っており、しかもTシャツ・ジーンズという極めてラフな姿でも全く気にしない。すでにスーツは時代遅れで仕事に集中できるラフな格好こそがベストだと信じているのだ。SONYがそこまで振りきれないのは上層を老害が仕切っているからだろうか。
鈴木智行副社長の画像を探してみると、ばっちりスーツを着ていた。
こういうスタイルが好きならばSONYの社風は合っていない。転職してはいかがだろうか。
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