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ドコモ(メール)がLINEに対抗するCMを公開するも「そろそろ反撃していいですか?」以来の負け犬CMだと話題に

netgeek 2015年5月19日
 

かつて「さて、そろそろ反撃していいですか?」で自らの首位陥落をPRしてしまったドコモがまたやらかした。LINEに対抗してつくったメールのCMが負け組感たっぷりなのだ。

動画はYouTubeで公開されている。「あの子(LINE)とばかり遊んでいないで私(ドコモメール)にも構ってよ」と女性が切に訴える映像だ。

https://youtu.be/yUDmWWTpUsc

動画ではピアノの悲しげな音楽が流れる中、女性が男性を追うシーンが映しだされる。「最近冷たくなったよね。ちょっと待ってって。他に好きな女の子でもできたの?」

「確かにあの子はカワイイし、好きになる気持ちは分かるよ」

docomo_line4

「でも私のことも大切にしてよ。戻ってくるの待ってるんだよ」

「あの子と別れてなんて言ってないじゃん!!!」。

docomo_line5

これで終わり。結局動画を見てもドコモメールの悲壮感が伝わるだけで、何がいいのか全くアピールされていない。

「ドコモメールをもっと使ってほしいの」と言われても、もう今はLINEちゃんのほうが可愛いのだ。

docomo_line1

この動画は逆効果に違いない。LINEのほうが便利で使っている人が多いとますます認知させてしまうではないか。

ソフトバンクにシェアを奪われたドコモが大規模に展開した宣伝「さて、そろそろ反撃してもいいですか?Docomo2.0」を思い出した。

docomo_hangeki

こちらも負け犬感が漂う上に何で勝負するのか、消費者がどのようなメリットを享受できるのかが伝えられなかったため、ひどい広告だと酷評された。そもそも「2.0」という意味が分かりにくい。

今回のCMで暗示されていたように企業と消費者の関係は恋愛に似ている。相手に自分の魅力をアピールすることで恋は実るのだ。

docomo_line6

LINEと比べたときのドコモメールの魅力は何なのだろう。そこを伝えないと宣伝の意味はない。

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