東大生の家庭と一般家庭の年収をグラフで比較したら「教育はどれだけ課金したかで決まるソシャゲと同じ」ということが分かった
netgeek 2015年2月3日
|
もはやどれだけ金をかけて育てたかで全てが決まるということなのだろう。悲しいかなこれが現実だ。
私立大学で非常勤講師をしている「舞田敏彦@tmaita77 」さんは厚生労働省が行った調査を元にして東大生を輩出した家庭と一般家庭の年収を比較した。
なんだこれは…。こうして見ると東大生の親は高年収ということが一目瞭然。驚くことに57%が年収950万円以上なのだ。
仮説ではあるものの、このデータからいくつか考察が得られる。
(1)教育は金をかければかけるほど有利
(2)本当に地頭がいいのは左のグラフの一番下の層(つまり貧乏な家庭で育った東大生)
(3)頭の良さは遺伝する。親が優秀なら子供も優秀な確率が高い。
かなり興味深いデータでこの調査を元にTwitter民も激しく議論を繰り広げている。
教育格差は世代を経るに連れて拡大していくという説も飛び出した。
この記事を読んでいる人の中には家が貧乏なので、塾に行かせてもらえなかった、公立しか行けなかったという経験をお持ちの方もいるだろう。世の中とは不公平なものだ。
なお、フランスの経済学者トマ・ピケティの調査によるとハーバード大学に入学した学生の親の平均年収は45万ドルで富裕層の上位2%に属していたという。
子供を育てる教育はソーシャルゲームと同じ。課金ユーザーが圧倒的に有利な資金力がモノを言う世界。努力は報われるなんて大嘘で、勝負は生まれる前からついているのだ。