冬のカナダのバンフ国立公園では超神秘的な凍ったメタンバブルが見られる
netgeek 2015年2月3日
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まるで凍ったクラゲのようだ。カナダのアルバータ州にあるバンフ国立公園では湖底にある植物が発したメタンガスが氷の中にとどまった不思議な光景をみることができる。
湖の奥底に生息している植物が死に果ててメタンガスを出し、凍結するとこうなる。
これは幻想的だ!!夏は単にあぶくとなって消えるだけだが、冬にはこのような美しい光景が見られる。
凍った泡は時間とともに変化するので毎日見ると変化が楽しめるぞ。
一晩明けると、小さな泡がこんなに大きなひとかたまりの泡になっていた。この上に乗ったらぐしゃっといきそう…。
氷が厚く張ったときはスケートも楽しめる最高スポット。
こんなに広いスケートリンクを独り占めできたらさぞ楽しいことだろう。地元の人はもう飽きているのであまり遊びに来ないという。
決して見ることのできない海底からのメッセージが伝わってくるようだ。
閉じ込められた泡達は氷が溶ける春の到来を今か今かと待ちわびている。なんだかクラムボンを思い出した。
冬のバンフ国立公園、生きているうちに一度は行ってみたい場所だ。
自然がつくりだす芸術作品。それはあまりにも美しく、実際に目にするのも写真を撮るのも実に楽しめるはずだ。
なおメタンガスは可燃性なので火をつけるとボワっと燃え上がる。ABUNEEE!!!!!
側にいる人もびっくりしている。観光で訪れた際には火気厳禁ということを肝に銘じておこう。