【祭り】紀伊國屋書店の「本当は女子にこんな本を読んで欲しいのだ」フェアが炎上して急遽中止に
netgeek 2015年1月21日
|
紀伊國屋書店がキャンペーンとして行った女性向けフェアが炎上して急遽キャンペーン中止になるというトラブルが起きた。
紀伊國屋書店の男性スタッフ「俺らが女子に読んで欲しい本をセレクトしたで!!ドヤア!!」
紀伊國屋書店渋谷店では以前から20~30代女性をターゲットにした「文庫女子」というキャンペーンを行っていたが、スタッフ側としては女性受けする本の選出に不満があったという。
POPにはこう書かれている。「文庫女子は悲しいかな、正直ラインナップがイマイチというか…。もっと女性に強くアピールできる本があるハズだ!と当店文庫チームが女子の意見を一切聞かずに勝手にセレクトしちゃいました。こんな文庫を呼んでいる女性がいたら好きになっちゃうよなという本ばかり選んでみました。東野圭吾と村上春樹しか知らないっていうのはちょっともったいない気がするのです」。
これに対して、女性達は怒り心頭で「男性スタッフの要望なんて知らねーよ!押し付けるな!」と文句を言いまくる。
ネット上では紀伊國屋書店渋谷店のTwitterに向けて苦情が殺到した。「SF好き女子は100%モテるって書いてあって怒りを覚えた」、「そもそも女子という呼び方が気に入らない」、「男が女をバカにして上から目線で薦めているのが分かる」、「読んでほしいのだ←あんたの願望なんか知らんがな」と、苦情はとどまるところを知らない。
あまりの炎上っぷりを深刻に受け止めて担当者は慌てて謝罪。フェアを告知するツイートは削除された。
しかし、これでも女子達の怒りは収まらず、このツイートにも抗議が殺到。さらに火に油を注ぐこととなったのだ。
結局フェアは取りやめることとなった。
なお、文句を言っていた人達のTwitterプロフィールをざっと見たとこと、フェミニズム派の女性が多く、女性の権利が軽視されたことを怒っているようであった。紀伊國屋書店渋谷店は今後、女性向けフェアをやることは二度とないかもしれない。
Comments (3)