Gunosyが月間4000万円の大赤字を垂れ流してることが発覚!
netgeek 2013年11月27日
|
「一歩間違えば倒産」のハイリスクな経営スタイル
事の発端はGunosyを使っているときに生まれた疑問。
「これ儲かってるのか?」
ホリエモンも絶賛し、多くのメディアにとりあげられて注目を集めるグノシーは順調に100万インストールを達成し、順調にユーザー数を伸ばしている。
しかしながら、そのビジネスモデルはかなりリスキーで綱渡り状態と言えよう。
2012年11月に設立された株式会社Gunosyは、2013年5月31日に4522万円の当期純損失を計上している。6ヶ月間でこれだけの赤字を出すとは驚きだ。
参考:ニュースキュレーションアプリ「Gunosy(グノシー)」決算 当期純損失4,522万円
参考元サイトの「サイプロ」は年間4522万円と誤解して記事を書いていたようで、グノシー関係者から次のようなツイートがなされた。
サイプロ様 Gunosyの赤字は、年間4000万円ではなくて、月間4000万円以上でございます。修正をお願い申し上げます。
— Shinji Kimura (@shinzizm) 2013, 10月 7
私がお伝えしたいのは、中途半端な赤字でGunosyが閉鎖されたり、尊属に問題がでたりすることは無いということです。あくまでも計画を通りに着実に実行し、ユーザー体験の向上を常に続けていくということです。その過程での赤字であり心配に及びません。 — Shinji Kimura (@shinzizm) 2013, 10月 7
なんと月間4000万にまで膨れ上がっていたとは!
調べたところ、木村新司という男性はグノシーに投資した人物のようだ。
グノシー共同代表。東大理学部物理学科卒業後、新卒で始めてドリームインキュベータへ、シリウステクノロジーズの創業期取締役、リサイクルワン元社長室長 をへて、アトランティスを創業し、グリーに売却。個人投資家として、多数のスタートアップに投資。投資先であったグノシーの共同代表に。
グノシーにはたいした広告は貼られていないし、有料会員制度もない。その実態は第三者に出資してもらったお金をオフィスと人材につぎ込んで派手に見せ、ユーザー数を伸ばしているだけなのだ。
このままマネタイズが進まなければ巨額の赤字に埋もれてしまう。
マネタイズの提案
色々と辛辣なことを書いたが、批判だけではなく提案もさせて頂きたい。
第一にオフィスをもっと貧相なものにすること。
ベンチャーは身の丈にあった場所で汗をかき、結果を出したときに初めてその対価として贅沢なオフィスに移るべきだ。
まだ儲かっていないのに手元にキャッシュがあるからといって贅沢な場所を借りていてはハングリー精神が育たない。
〒108-0073 東京都港区芝3丁目2−18
NBF芝公園ビル
もっとボロボロのウサギ小屋みたいな所でぎゅうぎゅうになりながら仕事をしろ。
港区なんて住んでるんじゃねえ。
こういう綺麗なオフィスは黒字化してからだ。
引越し!引越し!さっさと引越し!しばくぞ!
第二にこれ以上スタッフを増やさないこと。
確かに人を増やせば成長性は高まるのだが、一度増えた人件費は減らすのがかなり難しい。Gunosyはネットベンチャーにありながら、固定費がかさむ高コスト体質になりつつあり、損益分岐点が高くなっている。この高いハードルは倒産のリスクに直結するので、黒字化の目処が立つまではスタッフを必要最小限度に抑えておき、儲かるようになってから規模を拡大するべきだ。
ハイリスクハイリターンで生き急いで急成長を目指すのではなく、マラソンを走るつもりでゆっくりやればよい。
第三に、クリック課金型の広告を載せること。
現在はPRという文字をひっそりと入れるだけで、サイトの雰囲気を損なわないように目立たない広告を載せているが、正反対だ。
一目で広告と分かるクリック課金型のものを導入したほうがよい。
はじめはユーザーから文句がでるが、すぐに慣れて不満は出なくなる。
無駄なこだわりは捨ててビジネスとして金儲けをすること。
以上3つ以外にも、集まったユーザーを利用して新規サービスに手を出すなど様々な施策が考えられるが、まずは着実にニュースキュレーションビジネスを黒字化すべきであろう。
贅沢は敵。この言葉をグノシーのスローガンに掲げてハングリーに頑張って欲しい。
Comments are closed.