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「おまえ」って元は敬語なのになぜ侮辱っぽい意味があるの?

netgeek 2024年9月28日
 

「おまえ」という言葉は相手に使うと失礼になるが、そもそも敬語ではないのか。古語の勉強では「御前」であり、尊敬語として習ったはずだ。

なぜ意味が変わってしまったのか

語源としては目の前にいる相手を敬意をもって指すから「御前」なのだろう。漢字で書けば尊敬語であることがわかりやすいのに現代では「お前」や「おまえ」と書かれており、少なくとも仕事上は絶対に使わないほど失礼な言葉となっている。

気になるには言葉の意味がどのように変遷していったのかということだ。尊敬の意味をもつものが正反対な侮辱の意味をもつようになった経緯は興味深い。言葉の意味はどうやって変わるのだろうか。

ネット上の反応

・御前だもんね

・貴様も敬語だよね

・手前(てめえ)はどうかな

・なんでかな。不思議

・おまいら

・貴様って言っても怒られるね

・うちの田舎では「おまえ」は「あなた」と同じ意味。親にも「おまえ」って言う

・江戸時代に庶民が使うようになった言葉

・おんまえなら敬意が伝わる

・尊称を一般人が使うようになると新しい尊称が生み出され、古い尊称は蔑称になるみたい

・手前って自分のことじゃない?なんでてめえは相手のことなの…

・マナー講師のせいです

・丁寧さが鼻について逆にバカにしているニュアンスになるのかな

・「いいご身分ですね」←嫌味に聞こえる

・慇懃無礼だからかな

・外国語でもこういう事例はある

・敬語は使われるうちに敬意がすり減っていくんだよ

・目上の人に「ご苦労さまです」が駄目な理由がわからん…

・名古屋弁のおみゃーだと不快感はない

・日本語では丁寧な言葉が庶民に普及すると丁寧という意味はなくなる

・不良漫画で使われてイメージが悪くなったとか?

・敬意は特別扱いで生じるけど、普及した言葉だと特別感がなくなるから

・上様ってなんなん

・江戸時代に敬称から侮蔑に変化したみたい

・皮肉を込めて使っていたらそれが普通になったのかな

・「お前さん」なら良い

・貴様は江戸時代初期までは最上級の敬語だった

・偉そうな態度の人に「社長」って言うようなものかな

・「せいぜい頑張ってください」で炎上したことあったな

・わがままなお客さんなんかを「御前」って呼んでたら意味が変わったのかな

・おまえ様ならセーフかな

・昔の映画だと「おまえさん」って言い方が出てくるね。中間地点かな

あわせて読みたい→「ら抜き言葉」で抜けているのは「ら」ではない。語彙史研究者による解説



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