隙間で見つかった猫は子猫を離さなかった
netgeek 2020年9月30日インディアナ州エルクハートに拠点を置くTNR (trap-neuter-return)レスキューは先週、合板の間に猫がいるという連絡を受けた。
こんなところで一体何を…。
電話してきたのはロウさんで、子猫の鳴き声こそ聞こえるものの近づいて見ることはできないという状況だった。
「猫は合板を家としており、もし誰かが4フィート内に近づくと唸って攻撃しようとするのです」
食べ物を使った罠を仕掛けたが、母猫は外のかけらのみ食べて罠の中には入らなかった。子猫が鳴く度に母猫はすぐに戻っていく。この習性を活かして、レスキューチームは電話で子猫の鳴き声を流すことにした。
「罠の後方に電話を置き、子猫の鳴き声を流したら母猫は20秒後に走って入ってきました」
保護施設に着いてからスタッフたちは母猫の物腰に驚いた。なんととても甘えん坊で、撫でられるのが好きな猫だったのだ。威嚇は子供を守ろうとしていただけで、どうやら人間のことは好きらしい。食べ物をあげると美味しそうに食べた。
子猫のほうは保護してから数日で体重が4オンス増えた。
母猫は丁寧に子猫の世話をしていた。
「保護した初日、子猫は汚れていたのでお風呂に入れる必要がありました。ですが、母猫がなかなか側を離れないのです。洗っているときもシンクで立って子猫の様子が大丈夫なのかどうか見ていました」
快適で安全な室内に慣れ、喉を嵐のようにゴロゴロ鳴らした。
子猫の成長は早く、どんどんと大きくなっていく。
猫の親子はもう野良猫として外の厳しい環境で生きていく必要はない。保護されてよかった。