目が見えないニワトリと優しいピットブル
netgeek 2020年8月19日
|
数多くの苦難を経験したペリはそれでもめげなかった。家族や友人のおかげでその人生は愛と喜びに包まれた。
グレイシーとの出会い。
今では10歳になるニワトリのペリは6ヶ月のときに酷い目の感染症にかかり、視界を失い始めた。家族は親身になって接するも、結局盲目となってしまった。
ペリにはタジという相棒がいた。飼い主のクリスティーナ・ハバードさんは2匹の相性は抜群だったと語る。共にリラックスし、隣で寝る。何をするにしても一緒だった。
不思議なほど仲が良かったのだが、あるときタジがガンで亡くなってしまい、ペリは落ち込んでいた。
そこで新入りとなるピットブルのグレイシーを家族に迎えることにした。ペリは一人ぼっちじゃないということが分かり再び元気になった。グレイシーとの相性も良く、行動を共にする。
グレイシーは視力を失ったペリの誘導役になることもあった。
こんなに仲の良いニワトリと犬は珍しい。普通はニワトリのほうが気が強いのに…。
もしかしてニワトリの育て方にコツがあるのだろうか。ずいぶんと愛情を注いでいるように思える。
ペリとグレイシーはこれからも仲良く生きていくだろう。