メキシコ湾でもがいていた猫は釣り人に助けられた
netgeek 2020年8月13日
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メキシコ湾で船をレンタルして釣りを楽しむはずだった御一行は思いがけないハプニングに出くわして目的を変更した。
なんと猫が水の中を泳いでいた。
はじめはウミガメだと思ったのだが、毛が生えているので猫だと気づいた。言うまでもなく猫は水が嫌いな生き物のはずであり、好んで泳ぎを楽しんでいるとは思えない。何があったかは分からないが、早く船に引き上げてやったほうがいいだろう。
船の操縦を担当していたスティーブ氏はこう語る。
「すくい上げるために網を使いました」
猫は弱っているように見える。行く宛もなくずっと泳いでいたのだろうか。
スティーブ「震えていたのでタオルでくるんで膝の上に乗せて運転しました。それから抱っこを子供に交代しました」
岸につくまでの間、なんとか耐えてほしい。きっと体を温めれば回復するだろう。
スティーブ「私達はちょうどいい時間にちょうどいい場所にいたのです。他の誰も救うことはできなかったでしょう」
この話がFacebookに投稿されると「心無い飼い主が捨てた」「サメの撒き餌として使われた」などという見方が飛び交った。
一方その頃、無事回復した猫は安全な家で新しい生活を送っていた。
船に乗っていた一人が猫を家族に迎え入れたのだ。猫は家の中を怖がり、外に出たがろうとした。慣れない環境だが、すぐに慣れるだろう。
ネット上では猫の名前としてセイラー、ネモ、シャークバイト、ラッキーという候補があがった。飼い主と妻が採用してくれるかは不明だ。