駐車場にいた野良猫ウィルダー
netgeek 2020年7月19日
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6月、カリフォルニア州サクラメントの動物保護団体に所属するサム・クリティーさんはFacebookに猫の写真をアップした。
保護された野良の子猫。
「若い女性が車の下に逃げ込んだオレンジ色の物体を目にして調べたのです」
車の下にいたのは小さな子猫だった。なんとか捕まえると子猫は骨と皮だけということが分かった。
「猫を車に置いて愛犬のオークリーと辺りを探したのですが、母猫はいませんでした」
子猫は当初警戒して唸っていたが、安全だと分かると次第におとなしくなっていった。
顔は丸顔でピンクの鼻と口がチャームポイント。サムさんは早速保護し里親を探すことにした。
「今年はシェルターが閉まっているので困難を極めましたが、幸いにもInstagramのコミュニティでサポートを受けられました」
猫にはウィルダーという名前をつけた。お風呂に入れてタオルでくるむとすっかり健康で可愛らしい写真が撮れた。
ご飯をあげると体ごとダイブしてしまい、数分でめちゃくちゃになる。
「お腹がいっぱいになると今度は遊びたがります。とても勇敢な性格です」
すでに家に住んでいた猫と犬はウィルダーに興味津々。ドアを挟んで辛抱強く待っていた。対面させるとお互いににおいを確認。ウィルダーは家に仲間がいることを知りワクワクしているようだった。
同じ時を過ごすうちに昨年亡くなった猫のアトラスを思い出した。
「もうアトラスに再会することはできませんが、ウィルダーを飼うことに決めました」
ウィルダーは散歩することと人間の側にいることが大好き。
これから新しい家で幸せになっていくことだろう。