保護された猫のビトシー、ふわふわで幸せな飼い猫になるまで
netgeek 2020年7月17日
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テキサス州コーパス・クリスティにあるガルフ・コースト・ハンエイン・ソサエティーで2匹の子猫が発見された。
まだ生まれて間もないだろう。
保護することになったシェルターのスタッフたちはその猫の小ささに驚いた。本当に幼く、いつ命が途絶えてしまうかも分からないので特別なケアが必要だ。特別な対応ができるCoastal Bend Cat Rescueに助けを求めた。
「すぐにYESと言って引き受けました」
リンドセイ・ハグルンドさんは語る。
「私達は野良猫の救助を専門として発足し、現在は地域のシェルターとも連携しています」
2匹の子猫にはイトシーとビトシーと名付けた。
幸いにも気前の良い個人が多額の寄付をしてくれ、2匹のために使えることになった。
キンデル・ミルズ・ジャブセンさんは子猫を自宅に連れ帰り、24時間体勢で世話をすることにした。チューブでご飯を与えていたのだが、不幸にも体の小さいイトシーは生き延びられなかった。ビトシーはしがみついて離れようとしない。
「はじめから1匹も生き残ることができるとは思っていませんでした。なのでビトシーの生命力には驚かされました」
1時間ごとにボトルで十分な栄養を与え続ける。日に日にビトシーは見た目がしっかりとしてきているように思えた。
「キンデル・ミルズ・ジャブセンさんが近づくとビトシーは興奮するのです。自分が生きるのに必要な人だと理解しているようでした」
ビトシーがボトルを卒業したとき家族は喜んだ。
力強い足取りで歩くようになり、毛並みもふわふわになってきた。
3ヶ月の期間を経て危険な時期は終了。
今では立派な大人の猫に成長した。
あんなに小さくてこの世に存在することすら危うかった子猫がここまでふわふわで幸せそうな猫になるとは。
ビトシーは現在、愛情をたっぷり受け取って安全な家庭で暮らしている。