路上の野良猫シャーマンは愛情ある家庭を見つけた
netgeek 2020年7月2日
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より良い生活を送るためにKitty City Kansas Rescueに移動し、里親を探すことになった。
運の良いことに以前、Kitty City Kansas Rescueから猫を引き受けた夫婦がさらにもう一匹、友達となる猫を引き受けたいと申し出た。家に先に住んでいるのは猫のチャンス。9歳で以前の飼い主はすでに亡くなっていた。
チャンスの状態について新しい飼い主はこう語る。
「はじめの3ヶ月は隠れたままで、私達の家に馴染むには難しい時期でした。育ての親に相談したところ、チャンスは子猫が好きということが分かりました」
そこでKitty City Kansas Rescueに子猫を引き受けたいという希望を伝えていたというわけだ。2週間してからちょうどいい子がいるという連絡が入った。
「シャーマンは廃車の裏でドライフードを食べているところを見つけられた猫のようです。私はすぐに引き受けると返事をしましたが、夫には迷いがありました。とりあえず会いに行くことにしました」
シャーマンは目が大きく、特徴的な愛くるしさを持つ。2人はすぐに決心した。
無事、里親が決まったシャーマンは野良猫を卒業して新たな家で飼い猫としての人生を始めることになった。
シャーマンは食いしん坊でゴミ箱のフタの開け方をマスターし、隙があればゴミ漁りをした。もちろん人間の食べ物もつまみ食いを狙う。
「90%は夫と一緒に寝ます。夫がギターを弾いたり、ゲームをしているときは肩や膝の上に乗っています」
しかしシャーマンが一番好きなのはチャンスだ。
初めて出会ったとき、チャンスは前足の下に入れ込んで毛づくろいを始めた。いつものように物陰に隠れることもなく、子猫のシャーマンに愛情を注いでいる。目論見は大成功だった。
「初日から絆ができ、離れられない関係になりました」
やはりチャンスは子猫が大好きなのだ。
「もしドアが閉まってしまい、2匹が離れ離れになったらどちらもドアの側に立って鳴きます」
相性が良かった2匹の猫は互いに影響を与え合うことでより一層幸せになった。