親のいない子猫は家族に入れてもらうことを目標にした
netgeek 2020年6月23日
|
2ヶ月前、アラバマ州の保護団体Forgotten Felines of Huntsvilleはガレージで発見された猫を預かった。
すぐに子供を生んだ。
体は泥にまみれており、顎の下に状態の悪い傷がある。体を綺麗にしている間に猫が妊娠していることに気がついた。さらに驚いたことに10分後に出産したのだ。
バニーと名付けられたその猫は6匹の子猫を生み、ボランティアのロビン・アンダーソンさんが治療と子育てを手伝った。
数週間してからロビンはクライドとキューティーという子猫について相談を受けた。元は飼い猫だったのだが、捨てられたようだった。
「バニーがこの2匹の育児もしてくれないかと期待しました」
会わせてみるとバニーは子猫のにおいを嗅いだ後にシャーと威嚇し、立ち去った。しかし、自分の子猫たちがクライドとキューティーと遊んでいるときは文句を言わない。
もうしばらく様子を見て、バニーが受け入れてくれるのを待つことにした。
クライドは自分の存在を示すかのようにバニーに近づき、唸られた。一方でキューティーは子猫たちと遊ぶのを楽しんでいた。
数日経つとバニーの警戒心は和らいだようで、クライドはお腹に接したり、背中に登ったりできるようになった。
バニーはクライドを毛づくろいしてあげるようになり、家族として受け入れてくれたようだった。
こうして親のいない2匹の子猫は家族という安心できる組織の一員となったのであった。