ノルウェー政府がボツにした紙幣デザイン、けっこう良いと話題に
netgeek 2019年4月12日
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日本銀行券の刷新に大衆が関心を抱く中、ネット上では海外の紙幣デザインにも注目する動きが出始めている。
ノルウェーのボツ案がけっこう良い。
以下の4枚は紙幣デザインコンテストで落選した作品。子供が描いた絵はどれも味わい深くて平和な気持ちになる。
出典:https://twitter.com/satakeshunsuke/status/1115427412206964736
カラフルなデザインも美しく、純粋無垢な気持ちになれるお札だ。ネット上では次のような意見が飛び交った。
・歴史上の偉人より良いかも
・これなら悪いことに使えない
・すごく貯金できる気がする
・これは意外と偽造するのが難しい
・はいだしょうこが描いたのかな?
・すごく味わい深い
・さすが世界一幸福度が高い国
評判はかなり良いのだが、ノルウェー政府が最終的に選んだのは世界的建築事務所のスノヘッタによる作品だった。
灯台、魚、船などノルウェーのアイデンティティである海がイメージされ、さらに偽造防止・セキュリティ強化も施されている。テーマを一つに絞るというのは統一感があっていい。
また特徴的なのは裏面の荒いピクセル画。紙幣の数字が大きくなればなるほどピクセルも大きくなっている面白いアイデアだ。
日本の紙幣も海外の紙幣を参考にしてカラフルにするというのはどうだろう。
ネット上の評判を見ていると渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎という人選に異論はないようなので、あとはデザイン面を改良してほしい。特に数字のフォントについては一万円札と千円札の「1」のフォントが違うところが違和感があると指摘されている。