山口二郎教授「韓国兵は自衛隊をうるさく思い、レーダーを照射した」←え
netgeek 2019年1月2日
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小学生の想像レベル。
山口二郎教授はあくまで真相は分からないとしつつも、韓国海軍に何があったのか自分の考えを綴っている。
以下は私の想像である。北朝鮮漁船を救助する作業で忙殺されていた韓国駆逐艦の現場の兵士は接近してきた自衛隊機をうるさく思い、レーダーを照射した。自衛隊機はこれに驚き、日本政府はこれを重大事件として公表した。韓国政府はこれに反発して、事実を否定している。
(中略)
隣国同士のナショナリズムは、相手国の非を責めることで燃え盛るという負のスパイラルに陥る危険がある。この種のナショナリズムは何も解決しない。お互いに冷静になって、未来志向の日韓関係を回復していきたい。
うるさくてむかついたからレーダーを照射したというのはなんと短絡的な仮説であることか。そもそも火器管制レーダー照射には上官の許可が必要で現場の独断で行えないという指摘があるのに、そうした事実関係をすっ飛ばして適当な文章を寄稿している。
これはもはや日本の国益を損なう敵対行為だろう。ファクトに基づいて仮説を展開するのなら価値はあるが、山口二郎教授は本当に何も知らない状態で適当な妄想を書いているだけだ。
文章は英語と韓国語にも翻訳されて全世界に発信されており「日本人の権威ある有識者が韓国を擁護する主張を行っている」と誤解される恐れが強い。
山口二郎教授の暴走は止まらない。自身のTwitterでも「問題を曖昧にとどめておくべきだ」と奇妙な主張を行った。
2018年の日本の夜郎自大、本当に危機的。レーダー照射も捕鯨委員会脱退も、問題をあいまいなままにとどめておくのが政治家の知恵であるはず。100%俺が正しいの言わなければ気が済まないというのは、稚拙な態度。
— 山口二郎 (@260yamaguchi) December 28, 2018
要するに韓国に配慮して泣き寝入りしろということか。自衛隊員からすれば死が脳裏をよぎる出来事だったに違いないのに、それをなかったことにするというのはできない。むしろ韓国に強く抗議し、このようなことが二度と起こらないようにすべきだろう。
なお山口二郎教授と言えば「授業が学費を払うレベルではない」と学生に告発されたことがあった。
アップされた写真を見ると確かにその通り…。右下でマイクをもっているのが山口二郎教授だ。
学生に配布されているスライド資料。内容は同じ。
参考:【炎上】法政大学の講義「アベ化する世界」が学費を払うレベルではないと批判殺到
個人的に嫌いだから悪口を言っているだけ。そんな授業が学生から評価されるはずがない。
山口二郎教授はハンギョレ新聞の寄稿を取り消すか、あるいは文章を修正すべきだ。国益がかかわる事柄について恣意的な想像を世界に発信するのはやめてほしい。
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