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「ローラの辺野古発言は大迷惑」大王製紙・井川意高元会長がスポンサー側から語る

netgeek 2019年1月1日
 

AbemaTVに出演した大王製紙・井川意高元会長がローラの辺野古発言について、社会人として取引先に配慮が足りないと批判した。

ローラを擁護する声が多い中で、井川意高氏が声をあげる。

井川意高氏はこう話し始めた。「年間100億円近い会社にいた私からすると皆さん勘違いしている」

そしてここから怒涛のローラ批判を繰り広げる。その主張は理路整然としているうえに実体験を伴う体験談なので非常に説得力がある。

井川意高氏の主張まとめ。

・もちろん芸能人が政治発言をするのは自由だ

・だが、ローラの場合はCM13社を抱えているので全部切ってから政治発言をすべき

・ローラはユニ・チャームやライオンなど万人に使われる商品を宣伝している

・企業は1ヶ月のCMを流すために契約金10数億を支払っている

・辺野古移転賛成の人はローラアンチになり、商品を買わなくなる

・契約書には「政治発言をしない」という一文は基本的には入れない

・しかし大人の世界で当然の配慮はあるべきだろう

・ローラの今回の突発的な行動はスポンサーからしたら大迷惑だ

ローラはこれまで政治にかかわるイメージがなく、アンチをつくるような攻撃的な言行もなかった。企業はそんな良いタレントイメージからCMに抜擢したはずなのに、ここにきて急にイメージが変わるのは迷惑極まりない。

歯ブラシやオムツを売る会社にとっては特定の濃いファンをつくるより、アンチをつくらないよう広い市場を狙うことが肝要。今のところローラをCMから降板させるという動きはないようだが、今後はリスク回避のために他のタレントに話がいくようになるだろう。

これからローラが有識者として政治にどんどん意見していくということならそれは自由だが、やはり井川意高氏が言うように取引先に対する配慮はあってしかるべきだった。

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