アパマンショップ、元従業員が社長も共犯だと告発
netgeek 2018年12月24日
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スプレー缶を処分中に大変な騒ぎを起こしたアパマンショップについて、社長の説明と元従業員の証言に食い違いがあることが分かった。
付帯率500%のノルマ。
記者会見を行った社長はノルマを否定したが、実際には本部から500%のノルマが課されていた。これは例えばスプレー缶1本で済む広さの部屋なら5本使用がノルマになるということだ。
実際にはスプレーをそこまで使うことはなく、新品がどんどん溜まっていく。今回、告発した元従業員は「多いときで300本ほど溜まっており、近くの廃墟ビルの屋上で処分作業を行っていた」と証言した。
スプレーを使っていないことがバレると本部から怒られるため、処分作業は内密。しかし、こうしたノルマと大量在庫の実態は当然、上層部も把握していた。上層部が課した過度なノルマが騒動を引き起こしたという解釈ができる。
元従業員は、顧客からは消臭・抗菌代として高い料金をとるのに実際には作業を行っていないことについて「詐欺だ」とコメントする。
社長もこのことを知っていて金儲けのために黙認していたのだとすれば大きな問題だ。
当時の状況について事情を知るアパマンショップの営業部長は次のように説明する。
これで危険だと気づかないところがすごい。今やアパマンショップの信用はガタ落ち。ついには児童相談所の建設問題で揺れる南青山のネタに使われるまでになってしまった。
※地下にアパマンショップがある
騒動が起きて以来、株価は下落し続け、一向に回復の兆しを見せない。
記者会見での社長の説明は嘘だったのだろうか。隠蔽することなく真実を話してほしいものだ。